(函館市立高校出身,2016年入学)が,
10月16日(火)苫小牧東高校で,
生徒たちと交流を深めてきました。
その報告をお伝えします★
***
10月16日火曜日
2017年度海外事情・後期上級英語II履修の9名(文・経済・社会福祉学部)と担当の西原先生で苫小牧東高校へ行ってきました。グローバル人材育成という名前の授業で、内容としては1学年の生徒さん240名に対してプレゼン→ディスカッションという流れを午前と午後の部に分けて私たちが海外事情を通して学んだこと、高校生活を通して頑張ってもらいたいこと、海外に行くことに関して興味を持ってもらおうというものでした。
私はプレゼンチームには参加せず、ディスカッションの場面で生徒さんと直接お話をしました。いざディスカッションをしてみると、元々海外に興味がなかったり、大きな壁に感じていたり、自分には留学は必要ないと思っていたり、そもそも自分はどんなことに興味があるのかわからないであろうまだ高校生活に慣れ始めたばかりの高校生を相手に興味を持って話を聞いてもらう、質問を引き出す難しさは想像を超えるものでした。終了後、西原先生に「練習してどうにかなるものではないね、でもこれも一種の異文化コミュニケーションですよ!よく頑張りました!」と言ってくださいました。私自身もう少し興味を持ってもらえるように話せたかもしれないという悔しさもありつつ、またこういった機会を頂けるならやってみたいと思いました。
帰りのバスまでの時間が少しあったので、私たち全員で生徒さんが記入してくれたアンケートに目を通しました。「海外への興味が湧いた、英語を頑張りたい、留学に行ってみたい、北星に入学して海外事情に行きたい」など嬉しい回答がたくさんあり、喜んでいました。中には私の名前を挙げて感想を書いてくれた生徒さんもいてとても嬉しかったです。アンケートには私たち大学生に対する高校生の皆さんからの質問があったので少ない時間でしたが手書きで返信をしました。
私が行く前までにしたことは、プレゼンチームのリハーサルを見て「話し方・表現の仕方・スライドの文字の見やすさ・構成」について修正のコメントを出す作業と自分がディスカッションの場面で何を話すかを考えることでした。修正のコメントを出したときは「偉そうなことを言ってしまってしまったな」と思っていたのですが、プレゼンチームの人が『もう直しすぎて自分たちにはどこが良くないかがわからなくなっているからありがたい』と言ってくれて私も少なからず力になっているんだなと感じました。私が一番大変だったのは、ディスカッションで何を話すか考えることでした。学んだことがありすぎて話したいことも膨大でまとめられなかったからです。この時に役に立ったのが、ゼミの先生が面談の際に言ってくださった「考えていること、今の気持ち・気づいたことは言語化しなさい」でした。なので生徒さんに対して話したいことを紙にたくさん書き込み可視化して、本番直前に担当教員だった高西先生とお話しして「これも盛り込んで話をしよう」と言ったことも書き込みました。
最後にこの授業に参加するにあたって自分が海外事情を通して学んだこと、感じたことを振り返って生徒さんに対して話す内容をまとめたり、見せる写真を探したり、そして実際に話すという過程を経て、もう約1年前になりますが海外事情は私にとってとても良い経験だったなと思います。
このような機会を下さった苫小牧東高校さん、西原先生にはとても感謝しています。
これから2018年度の海外事情の活動が本格化していきますので、全力でサポートしてあげたいと思います。
***
良い経験をしてきましたね。
訪問後の講義・ゼミでは,いつもと違った姿が見られました♥
海外事情担当の西原先生には,
多くの経法の学生がお世話になっています。
学科教員からしても有り難い限りです。
これからもよろしくお願いします★★★
(K.A.)