2020年12月31日木曜日

2020年も終わりです。

2020年も今日で終わりです。
4月からの講義,オンラインでの開催となり,
後期には,一部,対面講義が再開されましたが,
感染急増により,再びオンラインでの講義へ,と。
コロナ禍に翻弄された一年でしたね。

学生たちも,慣れない講義・大学生活,
そして,新型コロナウイルス感染の不安で,
大変な一年だったと思います。
一年間,お疲れさまでした。良い年末を過ごしてください。

(勝手ながら,)
冬休み中,何か心配や不安なことがあれば,
ゼミの先生か(足立まで)連絡をください。

大晦日,昼過ぎからは快晴となり,気持ち良い雰囲気でした♥

2020年12月24日木曜日

2020年講義終了

12月23日(水)をもって,
2020年内の講義が終了しました。
※年明けの講義をもって,2020年度は終了です。

キャンパスの様子を少しばかり。
































キャンパスはクリスマスモードでしたが,
学生がいないので寂しげ…。

後期,対面講義が一部再開されましたが,
感染の急増により,再びオンライン講義に。

ワクチンの有効性が確認され,
この騒動が早く終息することを願いたいです☆

例年通りの年末年始というわけにはいきませんが,
学生の皆さん,体調に留意して過ごしてください♥

先生たちは,この期間,それぞれの研究を深める!
学生の皆さんも,自分自身に力を蓄える時間にしてくださいね☆★☆
(K.A.)

2020年12月21日月曜日

2020年度「債権法講演会」のご報告

学生(ゼミ生)企画
2020年度「債権法講演会」のご報告です。

2020年12月7日(月)3限 民法Ⅳ〔債権総論〕の講義に,
行政書士 深林恭広先生をお招きして,
学生企画「債権法講演会」を開催しました。

学生(ゼミ生)たちは,8月下旬に,
企画チームを結成して(リーダー・サブリーダーも選出),
チーム内で,企画案をまとめました。
リーダーとサブリーダーとともに,
深林先生の事務所を訪問して,企画案を提案させていただき,
その後は,チーム内での打ち合わせ,
そして,深林先生との打ち合わせーzoomで計6回!!!
 深林先生には,前日リハにも参加していただき,
 学生ともども,大いに感謝しております!

新型コロナウイルス感染症の影響から,
対面での開催が可能か,
あるいは,
対面&Zoomでの開催となるか,
あるいは,
Zoomオンリーでの開催となるか,と,
複数の選択肢に応じた企画案の練り直しで,
打ち合わせが連日,さらには深夜まで続くこともありました。

感染拡大により,
Zoomオンリーでの開催と決定したのが,
講演会開催の一週間前。
それに応じた企画の練り直しやリハーサルが,
前日遅くまで続きました。

講演会の内容を受講者に分かりやすく伝えるためには,
どうしたら良いか,とアイデアを捻りに捻って,
問題となる事案の動画を作成しました。

当日は,深林先生に大学に来ていただき,
3名のゼミ生が大学に来てくれて,
講演会を運営してくれました。

内容は,民法Ⅱで学んだ「賃貸借契約」を素材に,
債権債務の効力が実際どのようになっているのか,
そして,争いが生じた場合に,どのように解決するのか,
この点については,北海道行政書士会ADRセンターが
先駆けて取り組んでいる自主交渉援助型調停についても,
深林先生に解説していただきました。

☆企画を立案・運営してくれた学生たちの感想です★

高橋恵悟君(札幌手稲高校出身,2019年入学)リーダー:
私は企画におけるリーダーを担う事となりましたが、初めての経験ということもあり活動の中で自身の未熟さを痛感する事が多々ありました。最終的に講演会は成功に終わりましたが、その中で自身を見直す良い機会となり、自分の得手不得手をよく考える事となりました。これから先、企画で今回の事を糧として取り組んでいきたいと感じています。

山岸留惟君(北海道江別高校出身,2019年入学)
サブリーダー :
今回の講演会は、オンラインで実施するという初の試みで、作業中も戸惑いの多い状態でした。当日にもやはり、ビデオがストップするという思わぬアクシデントが起きるという、オンライン特有の事態を経験しました。しかし、このオンラインという状況でも全員が力を合わせれば乗り越えられるということが分かりました。そこが僕にとって一番大きな収穫でした。次は、この電子とコミュニケーションをより高めた行動が出来ればと思っています。

三浦正也君(北星学園大学付属高校出身,2019年入学)当日司会 担当:
今回、Zoomで行った講演会は、学生によるADR体験を実施できませんでした。そのため、学生が主体的に講演会に取り組めるようにするには、どう工夫すれば良いかが課題でした。私たちは、自分たちで作成した事案を提示し、その解決方法について参加者から意見を貰うというケーススタディ方式で講演会を実施しました。しかし、講演会後のアンケートによると解決方法を思いついたのは5割に満たなかったようです。これは、事案が煩雑で、論点が多岐にわたっていたことが理由として挙げられるでしょう。今後、Zoomでの講演会をする際には、この点に特に気を遣わなければならないと感じました。

丹波郁哉君(札幌厚別高校出身,2019年入学)
当日基礎知識説明担当 :
今回、2年足立ゼミ活動と1つとして債権法講演会の企画をさせていただきました。この企画を通して、社会人との関わり方、どのように企画を運営していくかなど多くのことについて学ぶことができました。今回学んだことを生かしながら今後のゼミ活動、就職活動に取り組んでいこうと思います。

中川正貴君(札幌白石高校出身,2019年入学)
動画賃借人担当 :
今年の講演会は例年とは異なり,ZOOM上での開催となりました。初めての講演会企画に加えて、社会的にも前例のない事態の中企画を行うことは不安も多くありましたが、深林先生、そしてゼミの先輩方のサポートのお陰で、無事企画を終わらせることが出来たことに大きな達成感を抱いています。
企画メンバーの成長を間近で見ることができた事も面白さの1つでした。今回の貴重な経験により自分自身も少し成長できたように感じました。 

弓山陽菜さん(北海道八雲高校出身,2019年入学)
動画調停人担当):
当講演会の企画にあたって、最初は、経験などの浅い自分が社会人の方と接することが怖かったのですが、行政書士の深林先生と皆との打ち合わせを何度も重ねて、こういうものかということを知ることができました。講演会の内容としては、受講生の満足度が高く、無事成功裡に終え、最後には深林先生と笑顔で、資格に関わるお話など多くの話をすることができ、良かったです。私は積極的に意見を述べたりすることはあまりできていませんでしたが、皆と協力して作り上げられたことが思い入れ深く、この経験を通して大人の一歩を踏み出せたような気がします。



いつもの記念撮影は控え目に…。zoom参加のスタッフも写っています!

***

学生(ゼミ生)たちも書いていますが,
Zoomでの講演会の開催は初めての試みです。
前例がない中での企画・運営は,
予想外の事態などもあり大変でした。
しかし,学生(ゼミ生)の頑張りもあり,
そして,深林先生のご協力で,
無事・成功裡に講演会を終えることができました。
学生たちの頑張りに拍手を送りたいですね。
講演会終了後のゼミでの反省会,
学生たちの顔つきが自信と達成感に満ちていました。
ここで得た経験を今後の大学生活にも活かして,
さらに成長していって欲しいです★☆★
(学生たちの自信や成長が,教員にとっても,次の活動への原動力となりますね。)

(K.A.)

2020年12月13日日曜日

合同ゼミ(足立ゼミ編)のご報告

(ご報告が遅れてしまいましたが…,)
11月28日(土)午前から午後にかけて,
拓殖大学・長ゼミ(3年ゼミ・2年ゼミ)
筑波大学・宮坂ゼミ(3年ゼミ)
本学・足立ゼミ(3年ゼミ),
3ゼミ合同の第5回「合同ゼミ」が開催されました。
(3ゼミの学生と教員含めて36名の参加でした。)

例年であれば,前期は,我われが東京に遠征
後期は,2ゼミに札幌に来ていただいての合同ゼミですが,
今年度は,コロナ禍もあって,東京・札幌での開催は断念。
Zoomでの開催となりました。

合同ゼミのテーマは,
最判昭和30年10月18日の判例評釈と,
本判決に改正民法を適用すると,どう考えられるか,について。

各ゼミ,制約された環境のなかでも,
書面を一生懸命に作ってきて,
Zoomでの開催となりましたが,
白熱した議論が展開されました。
時間が足りなかったですね…
2回戦をしたくなったくらいです☆★☆

来年度は,東京・札幌で,
各ゼミの学生と直に会いたいですね!!!

3年足立ゼミのリーダーを務めてくれた
大野由喜さん(札幌清田高校出身,2018年入学)に
感想をいただきました。

今回の企画で初めてリーダーをやらせてもらいました。コロナの影響で学校に集まりにくく、zoomで参加する組と対面で集まる組に分かれて打ち合わせを行いましたが、意思疎通するのが難しく時間がいつも以上にかかった気がします。また、他大学との合同企画なので、他の大学と討論するのは新鮮でした。他の大学の学生の方の意見だけではなく先生方の意見も聞くことができ、自分には持っていなかった考え方を知ることができたので自分の価値観や考えた方を広げられることができたと思います。zoom上での企画でしたが、今の社会状況を考えるとオンラインでの打ち合わせなども増えると思うので良い機会でした。

***

3ゼミともに,
コロナ禍で,図書館も自由に使えず,
打ち合わせも,難しいなかで,よく頑張ったと思います。

足立ゼミの学生も,
諸企画が同時並行のなかで,
タイトなスケジュールでしたが(まだ続いています),
しっかりと取り組んでいました。

終了後のゼミ生たちの顔つきを見て,
合同ゼミの意義と,学生たちへの影響を再確認しました。

足立ゼミの学生はもう1つ?討論会が控えていますが,
体調管理に留意しつつ,頑張って取り組んで下さい。
その勢いで,就活にも進んでいきましょう♥

★いつもの記念撮影です☆


2020年12月4日金曜日

卒業生が来学!

経法の卒業生 畑瀬匡甫君が,
卒業後7年ぶりに,キャンパスを訪問してくれました。

畑瀬君は,現在,東京で,
HATASE HOLDINGS
というコンサルタント会社を経営しています。
会社の紹介記事は,こちらを参照してください☆

今回,TOKYO MXテレビ「シゴト手帖」(URLリンク)という番組で,
畑瀬君が特集される,ということで,
畑瀬君の実家(長沼町)と大学のキャンパスでの撮影のために来てくれました。

キャンパスでは,
まず,ゼミの担当教員だった岩本先生にご挨拶&対談 !

岩本先生から:

ゼミ担当の岩本です。大学の3年次のゼミが終わった後、トレードマークの丸坊主頭の畑瀬君(当時テコンドーに打ち込んでいました)から、自転車で日本を縦断するという計画を聞かされ、びっくりしました。大学時代、何か1つ大きなことをやりたいということで「自分探しの旅」に突然旅立っていきました。

もう10年近く前のことですが、私も、毎日更新されるブログで自転車の位置を確認しながら、畑瀬君と一緒に日本を回っているような気がしたものです。公園で野宿したり、途中引いていたリアカーが壊れるなど何度もアクシデントに見舞われながらも無事札幌に帰ってきたときには本当にほっとしました。

今回、その経験が現在の仕事に生きているという話しを聞いて大変嬉しく思いました。ありきたりですが、やはり「かわいい子には旅をさせろ」ということですね。畑瀬君の今後の活躍を心からお祈りしています。


***

続いて,変なオジさん(足立)へのご挨拶&対談

足立から:

畑瀬君から連絡をいただいたときには,驚きました。卒業後も覚えていてもらえるのも,教員にとっては有り難いことですね。久しぶりに会って,すっかり立派になっていて,ビックリしました。

畑瀬君との久しぶりの会話のなかで,畑瀬君が,「大学,現役学生のために何かしたい」と言ってくれました。是非,現役学生のために,何かして欲しいですね! 何か提案させていただくので,その際は,よろしくお願いします! 

***

畑瀬君を特集した番組は,
2021年2月に放映の予定です。
放映の予定が決まったら,アナウンスします。

★畑瀬君から,現役の学生に向けてメッセージをいただきました。

7年ぶりの訪問にもかかわらず、以前と変わらずに接してくださった岩本先生、足立先生、大学の皆さん、ありがとうございました!

今は東京で会社経営をしていますが、社長としての期間よりも、学生時代に出会った人や行動したことの方が、人生に大きな影響を与えたと思っています。

なので、出会いと行動を大切に、やりたいことを全部やる学生生活を送ってください!

(『経済界』55巻7号108頁から)

今後も,大学と現役学生をよろしくお願いします!
畑瀬君のますますの成功を願っています☆★★

(※写真について。写真撮影の時にのみ,マスクを外しました。)