2022年1月22日土曜日

債権法講演会を開催しました。

講義最終日の1月17日(月)3限
民法Ⅳ〔債権総論〕の講義で,
恒例の「債権法講演会」を開催しました。

講師は,行政書士会北海道ADRセンター
副センター長を務める 行政書士 深林恭広先生です。


賃貸借契約終了後の原状回復義務について,
債権債務関係の側面と,紛争解決の側面から検討しました。
行政書士会北海道ADRセンターが採り入れている
自主交渉援助型調停の紹介も。


学生たちが作った賃貸借契約の事案をもとに,
学生取組み,そして,深林先生による解説がなされました。
対面&zoomの講義ですが,いつも以上の学生が参加してくれました!!!

企画に取り組んだ学生たちの感想です。

丹羽広大君(北海道芽室高校出身,2020年入学)リーダー
 講演会はとても自分にとってプラスな経験になりました。特にリーダーとしての役割、目上の人への接し方、メールやアジェンダなどの書き方など社会で過ごしていく上で重要なことを学ぶことができました。今回学んだことは、これからの学校生活、また社会に出た時に存分に生かしたいと思っております。

高廣悠生君(北見緑陵高等学校出身,2020年入学)サブリーダー
 今回の講演会は、約4ヶ月の期間でのプロジェクトでしたが、個人としてもチームとしても、とても成長できたも感じました。時間の使い方や他者とのコミュニケーションの取り方、そして、計画的にやることをこなすなど、今まで未熟だった点を、少しでも改善できたと思います。本当にありがとうございました。

来住優太君(小樽桜陽高校出身,2020年入学)
 個人としてM-PROに引き続きの長期企画となった今回の講演会は、諸事情で延期となったのもあり、本番までどれだけモチベーションを保ちつつ、より良いものを作り出せるかメンバーと試行錯誤と練習を繰り返しました。結果として本番にトラブルも有りましたが、納得の出来る内容となり、関係者のみならず、多くのお褒めの言葉をいただけました。今回のこの講演会の成功は、メンバー全員の努力と協力があって成されたものだと思っています。そのメンバーへの感謝を忘れず。自分におごれることなく自分を更に高めて行きたいと思います。また、複数回にわたる打ち合わせやアドバイス、資料確認をしてくださった行政書士の深林先生や、ゼミの先輩方にも感謝、御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

小林航君(八戸北高校出身,2021年入学)
 実際に、専門家の方と連携を取り、お話を聞くことなど、とても貴重な経験ができたと思いました。最初は、企画の進め方や企画自体の内容の決定が滞っていた部分がありました。しかし、回を重ねるごとに、メンバーで意見を出し合ったり、各担当内容をすり合わせたりして、徐々にうまくやれるようになっていった上に、そのことを実感することもできていました。私自身も、可能な限り役割を見つけようと動けました。本番は、多少時間がおしてしまいましたが、想定通りに進めたので成功といえると思いました。

講演会前なので,緊張の面持ち???

***

当初,12月に開催する予定でしたが,諸事情により年明けに延期,
学生たち,モチベーションの維持が大変でしたが,最後までやり切りました。
学生取組みでは,動画の上映がありましたが,
年明けに,動画を撮り直して,講演会にのぞみ,
学生たちなりの拘りが見られましたね。

学生の感想にもあるように,4ヶ月にわたる長丁場,
学生のなかには,企画続きの者もいました。
しかし,企画当初と比べると,
学生たちの顔つきが随分と大人びてきました。
企画で得た自信と経験を,今後の大学生活に活かして欲しいです。
おつかれさま,と同時に,ありがとうございました

また,講師を務めていただいた
深林先生には,業務の合間を縫って,
何度も学生たちとの打ち合わせに付き合っていただきました。
講演会の成功,学生たちの成長ともに,
深林先生の懇切なご対応とご指導があってこそ。
この場を借りて,感謝を表したいと思います。


(K.A.)