2023年6月2日金曜日

Diario di viaggio in Italia②

イタリア紀行?第2弾です。
お世話になっている大学を紹介します。
法学部Dipartimento di  Giurisprudenza
に,Visiting Professorとして所属させてもらっています。
研究せよ!ってことですね。
 法学部の専任教員の先生と共同の研究室をあてがわれました…。
法学部は,一応,(古代後期)ローマ法研究の拠点の一つで,
毎年,国際会議が開催されています。
研究センターAccademia Romanistica Costantiniana

本学では,民法?の教員ということで通っていますが
-自分でも,何の研究者なのか,定かではない???-,
法の歴史にも関心があるのです。

法学部は,こぢんまりとした所帯です。
ロの字型の建物に,
学部事務室(日本と比べたら滅茶苦茶小さい),
教室,先生方の研究室,図書館が入っています。
キャンパスは,8時頃に開いて,19時頃には閉まってしまう,
そして,土日は閉まっている,という,
日本では考えられない!システムです(僕だけか…)










図書館は,研究者にとっては,宝庫ですね。
日本の図書館には所蔵されていない書籍や,
発行されていることさえしらなかった紀要・雑誌など,
いくら時間があっても足りないくらい,
学問的にリッチな状況です。
書籍との思いがけない出会いや,
新たな研究の着想が湧いてきます!
学生の皆さん,図書館は大学の華なのですよ!
本学の図書館もヘビー・ユーズしましょう。

先日,日本でいうところのオープン・キャンパスがありました。
日本のような催しモノはなく,
教員と事務の方々が,カリキュラムと卒業後の進路について,
淡々と説明するだけでした。日本との違いですね。
 ただ,驚いたのが,僕も世話になっている
 法学部の事務の方々が博士号取得者でした。
  日本とは,学問・学歴・就職の仕方が違うのでしょうね。

私事ですが,こちらでも,トレーニングは継続しています。
日本では,月300キロは走っていましたが,
知らない土地なので,さすがにそれは無理で,
150をノルマに頑張ります(もちろん研究もします)。

次回は,こちらの報告をしたいと思います。