2025年10月8日水曜日

刑事裁判体験会★報告

10月1日は「法の日」でした。
一週間は,「法の日週間」として全国で様ざまなイベントが開催されました。

札幌でも「学生のための刑事裁判体験会」が開催されました。
体験会に2人の学生が参加しました。
参加した学生からコメントをいただきました。

有南君
3チームに別れて模擬裁判するながらで検察官サイドになってこのグループは小中学生が多くて色んな意見出て硬い頭では出ないような意見とか出て面白かったです。こういうイベントでは弁護士側の意見とか聞くことが多かったので今回は検察官側の流れを知るために選びましたがいつもと逆を考えなくちゃ行けないので大変でした。イベント最後に検事から弁護士さんになった方と名刺交換とお話してやっぱり検事は最低でも5年やった方が良いなど有力な話を聞けていい経験になったと思いました。

酒井君
10月5日に開催された「法の日リーガルフェスタ2025〜学生のための刑事裁判体験会〜」での感想を述べます。この行事は「刑事事件の模擬裁判」を前提とし、事案について有罪・無罪かを自分の決められた役職から検討,立証することが要求されるのですが、大学ではまだ「刑事法I」しか履修しておらず、実際に刑事事件ではどのような手続きであったり、検討を要するのか。といったことを知らない状態での参加となりました。そのような状況下でも自分達「弁護士チーム」を担当してくださった磯部弁護士は模擬裁判を進めていく中で何が必要な論点か、その論点と密接に関連する事実はどこから得られるか。ということを僕たちに問いながら分かりやすく「刑事事件での模擬裁判」の理解を深めてくださいました。さらに、今回の刑事事件の題材が去年と同一のものだったのですが、去年は有罪判決だった事件を、今回僕たち弁護士チームは冤罪であるとし、無罪を勝ち取ることができました。4時間半という限られた時間の中での模擬裁判ということもあり、事実についての証拠内容にも限りはありましたが、大事な点を主張できたと自信を持っていえるのではないでしょうか。限りある時間の中で、被告人と事件の関連性・希薄性の追求を行うことは今後事実の要点を大まかに素早く捉える上でも必要となってくると考えており、とても良い経験になりました。
勝手ながら、本件事案の無罪判決を与えられた被告人の力になれたことに、笑顔が溢れました。
文章の読解力、文章構成力、さらには法律的な知識もまだまだではありますが、1分1秒の勉学が人の笑顔を導くこともあるという勉強方針を大切にすることで、笑顔の導出、その少しの可能性を生み、最大限の幸福を与えられる弁護士という素晴らしい職に、改めて希望と夢を与えられました。
今回の機会を大切にし、一歩ずつ確実に成長します。

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他大学の学生や,法曹の先生方と交流して,
学びがあったようですね。
素敵です☆
今後も,勉強に一層励んでください。
応援しています!!!