「民法Ⅴ(担保物権)」の講義に,
北洋ビジネスサービス株式会社
担保評価センター 課長
佐藤聡彦先生
創成東鑑定合同会社 代表 不動産鑑定士
奥村篤先生
をお招きして,
学生企画『担保物権法講演会』を開催しました。
講演テーマは,「代物弁済は抵当権侵害に当たるのか」
外部講師の先生方と,企画スタッフの学生たちが,
4月から打ち合わせを重ねて,検討してきたテーマです。
教科書・参考書を紐解いても,ダイレクトに解法が見つからない問題。
例年の「担保物権法講演会」の目的でもある,
学生たちに「教科書の先にある世界」を
体感(勉強)してもらうための企画です。
講演会は,
学生取組みのプレゼン,
先生方のコメント,
金融機関における担保法務,
担保不動産評価の実務…と,
普段の講義では聴くことができない
深い内容となりました。
●建設会社担当 |
講演会後は,外部講師の先生方も交えての反省会。
先生方からは,今年度も高い評価を得ることができました。
その意識とレベルを落としてはいけませんよ。
最後に,恒例の記念撮影です。
充実の☺です |
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講演会を企画した学生たちの声をいただきました。
嶋木亮太君(帯広三条高校出身,2017年入学)
今回の担保法講演会を経て民法の知識また人間関係など分面に起こしきれないほど様々な事を学ぶことが出来ました。これから更に成長出来るように主体的に学び続けたいと思います。
細越えみりさん(北海道千歳高校出身,2017年入学)
担保物権法講演会は一人では何もできないと実感させられた講演会でした。でも、お互いの足りないところをフォローし合いながら無事に講演会を終えることができました。そして講演会を通してそれぞれが成長できたし、課題も見つかったと思います。講演会での反省を生かしてこれからもゼミ活動に励みます!
上本洋介君(網走南ヶ丘高校出身,2017年入学)
担保法は奥が深く、途中チームの中でも議論が行き詰まりました。この大きな壁を超えて講演会を成功させたことは自分の中で大きな自信となりました。
担保法という自分にとって未知の分野を一から勉強し、またそのプロフェッショナルである実務家の方々からのお話を聞けたというのはとても貴重な体験でした。今回学んだ事を
活かしていきたいと思います。
渡邊亜莉紗さん(札幌真栄高校出身,2017年入学)
担保物権法講演会を終えて一番強く感じたことは、自分の課題を最後までやり遂げる大切さです。外部講師の方をお呼びしているため、ゼミ生に与えられる課題は仕事といっても過言ではありません。そのため、ゼミ生一人ひとりが講演会準備を進めるとともに、一度やると決めたことに対して責任を持って活動することの重さを学びました。この学びは講演会活動を通じて得たものの中でも、特に私にとって大切な学びになりました。
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後期の合同ゼミ(学内版,学外版)と
法律討論会も頑張りましょう!!!
(K.A.)