2019年7月23日火曜日

合同ゼミ@拓殖大学

7月13日(土)1泊2日で,
3年・2年足立ゼミの有志と,
拓殖大学・4年3年・2年長ゼミ,
筑波大学・4年3年宮坂ゼミ
との合同ゼミに参加してきました。
場所は,文京区茗荷谷の拓殖大学。
9時の便で札幌を飛び立ち,
12時に会場に到着しました。


今年度で4回目の参加。
丸ノ内線茗荷谷駅を降りると,
今年も帰ってきたな~という思いが湧いてきます★

今年度の合同ゼミのテーマは,
不法行為責任の要件である
加害者の責任能力の法的根拠について。
 民法の成年年齢も引き下げられますからね…。

合同ゼミの約1ヶ月前に問題が発表。
40個の判例・裁判例も参考資料として提示。
各ゼミのゼミ生たちは1ヶ月間,
一生懸命に勉強を進めて,合同ゼミ当日を迎え,
4ゼミがそれぞれの立場から,立論を展開しました。



 3年・2年足立ゼミの立場は,
 「未成年者の責任能力制度の意義は、
 人格権に基づく未成年者を保護する点にある、という観点から、
 不法行為法上の未成年者の責任能力は、
 年齢以外の要素も勘案して判断すべきである」と主張する立場。
 2年ゼミ生は,まだ「不法行為」の講義も受けていませんでしたが,
 教科書・文献資料・論文資料を駆使して,
 自分たちの主張をまとめ上げました。

恒例の集合写真です★

5時間にわたる?白熱した議論の後は,
学内のスカイツリーの見えるラウンジにて懇親会。
他大学の先生方,学生と大いに交流を深めました。








合同ゼミの途中から,
東京在住のOGも駆けつけてくれました。
有り難いことです。
















***

合同ゼミに参加した学生たちの感想です📙

稲村文香さん(札幌東高校出身,2018年入学)
 合同ゼミに参加して、合同ゼミ当日だけでなく、問題が発表されてから約3週間の勉強の中でも沢山のことを学ぶことができました。色々調べていく中で同じゼミ間でも意見を出し合って勉強できたことが楽しく、とても良い経験になりました。また、当日は、他の観点からの意見を沢山聞くことができたり、普段のゼミでは経験したことがなかったような議論ができ、参加して良かったなと強く感じています。今回の合同ゼミを通して、自分の将来の夢に対する思いが強くなったため、より一層力を入れて勉強していきたいと思います。

眞鍋千尋さん(札幌光星高校出身,2018年入学)
 他大の解釈、理解力、プレゼンの仕方など全てが勉強になりました。私たちは、自分達の意見を強固にするような意見しか言えませんでしたが、他大は相手の意見を理解した上で質問や主張を言っている姿勢に感心し、自分もこうなりたいと思いました。約1ヶ月の勉強と1日の討論でしたが、とても貴重な体験が出来ました。

20分のプレゼン時間,時間ピッタリでした🕰
村弦樹くん(岩見沢西高校出身,2018年入学)
 今回合同ゼミに参加して、自分たちとはまた違う着眼点の意見を聞くことや、実際に議論が出来たことは、自分の中でとても大きな刺激となりました。合同ゼミで得られた経験を腐らせないように、これからの勉強をより一層気を引き締めて取り組みたいと思います。大切なことに気が付かせてくれた合同ゼミの関係者のみなさん、本当にありがとうございました。

柴田晃伸さん(北見柏陽高校出身, 2017年度入学)
 合同ゼミでは他大学と決められたテーマに沿って議論をするという内容で行いました。他大学のゼミ生との議論ではテーマについて熱い議論が交わされました。全体の結果、グループとしては良い結果を残すことができました。私一人(一個人としての反省)としてはあまり良い結果とは言い切れないと思い後悔の念を感じるばかりです。私の悪い弱点が本番で出てしまい、危機感を感じました。今回の失敗点を今後のゼミ活動・大学生活に活かし、もっと昇華できるように頑張ろうと思った半日間でした。

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合同ゼミで得た経験を,

 後期・今後の大学生活にも活かしてくださいね!

★★後期は,2大学が,本学を訪問してくれる予定です★★
歓待します!!!!!

(K.A.)