6月28日(土)29日(日),筑波大学にて,
拓殖大学と筑波大学の民法ゼミとの合同ゼミを開催しました。
我われは,筑波大学まで遠征です。
今回のテーマは,
道垣内弘人『所有権について考える』(信山社,2024年)
3ゼミ・5チームに担当部分を割り振って,プレゼン。
その後,チーム間,そして先生方と熱い!ディスカッションを交わしました。
学生たちは,約2ヵ月間,合同ゼミに向けて,学問を深めてきました。
暗号資産のようなデータに所有権が認められるのか,といった最先端の問題から,
所有権は,有体物に限られるのか,といった学究的な問題まで,
今,振り返ってみるに,充実した勉強期間でしたね!?
参加した学生たちの感想です。
【Aグループ】
橋辺君(リーダー)
前期合同ゼミを終えて、他大学との差を感じました。筑波大学のゼミは少人数にも関わらず全員がレベルの高い質疑応答を繰り広げており、レベルの差を実感しました。後期の合同ゼミではこの差を埋め、自分もレベルの高い話をできたらと思います。
伊藤君 今回は初めての合同ゼミに参加しました。いつも行っている模擬討論と比べて勉強の仕方や書面の書き方などで苦労しました。本番では、自分の勉強不足をとても実感しました。そのため、後期に行われる討論会ではより勉強を重ね、的確な発言ができるようにしたいです。
川原君 今回初めて合同ゼミに参加して自分たちの準備が不足している場面もあったし勉強し想定通りに進めることもできました。後期にもあるのでさらに成長できるように精進していきます。
源津君 初めて合同ゼミに参加させていただき、拓殖大学や筑波大学の皆様と交流でき、充実した1泊2日となりました。他のゼミの違った考えに刺激を受けました。また、自分の勉強不足を痛感する場面も多く、後期にも合同ゼミがあるので、今回の反省を活かして、より有意義な時間にできるよう頑張りたいと思います。
佐藤君 今回、筑波、拓殖大学との3校合同ゼミを行い、いままでの合同ゼミよりも多くの刺激を受けました。まずは、勉強量の違いです。12月の合同ゼミは、他人任せになった自分がいたことで、たくさんの反省点がありました。今回は、積極的にグループワークに参加し、空きコマの時間では、1人でも図書館で判例探しや、内容理解に努めました。ただし、同じグループの海斗や大和を始めとして、特に筑波大学の生徒さんには、自分の勉強量が足りないことに気付かされました。そして、懇親会でもたくさんの刺激を受けました。中国国籍の学生と1時間半、たくさんのお話をできました。飲み会を楽しむだけではなく、中国と日本の友好関係や、日本に来て中国よりもいいところ、悪いところなど、懇親会でも勉強になることがたくさんありました。なにより、多国籍の方との交流は、なかなか機会がないので、とてもいい経験になりました。12月の合同ゼミで会えることも、一つの楽しみになりました。ゼミのメンバーとも、より絆が深まり、大学生活の中で1番貴重な時間でした。次はホスト校なので、しっかりとおもてなしすることと同時に、自分の意見をしっかりと持って、積極的に議論に参加したいです。
東方君 道外の違う環境にいる同年代の学生たちと交流することができて、刺激になりましたし、色々な話が聞けてすごく楽しい時間になりました。
【Bグループ】
村田君 直前でパワーポイントを作ったり、てんてこ舞いな状態で不安な中、討論会に挑みましたが、皆よく頑張ったと思いました。頑張りましたが、宮坂先生の問いに瞬時に答えられないなど、筑波大学の学生に比べて大きく差がついていると実感しました。懇親会は、他大学の方と仲良く交流できて楽しかったです。
岡田君 今回の合同ゼミについて、今までの活動の中で1番内容が理解できたと思いました。個人で勉強しつつも、わからないことがあったら積極的に聞いたことが理解につながったのかなと思っています。しかし、質問時に詰まってたので、理解はできてても勉強の量が不足してたので、今後のゼミの活動で気をつけます。また、今回のグループワークが今までで1番うまくいったと思いました。6人各々に分担して作業して進め、各々分担箇所やわからないところや共有しあったり、良いグループワークだったなと思いました。懇親会も楽しかったです。
桑原君 二回目となる合同ゼミでしたが、去年よりも内容を深く理解し参加することができたと思います。ですが、パワーポイントを使った発表をぶっつけ本番で行う、質疑応答に関してうまく答えられない場面があるなど、まだまだ取り組むべき課題はたくさんあるなと感じました。今回の反省を踏まえて後期の合同ゼミに臨みたいと思います。また、他大学との交流は新たな視点を学べる機会であり、合同ゼミや懇親会を通して交流を持つことができ、とても良い経験になりました。
小山君 今回の合同ゼミでは、いつもよりグループワークや勉強にしっかり取り組むことができ、とても有意義な時間になりました。合同ゼミ中も宮坂先生が指摘したところも空中戦にならず参加できたのがとても良かった。だがまだ勉強量が足りず答えられない部分があった。後期の合同ゼミでも、今回の経験を活かしてさらに積極的に取り組んでダサく生きないように頑張りたいと思います。
中坂君 今回は、仮想通貨の所有権についてがテーマだったので、内容が難しく、様々な資料を読み解くことに加えて、用語理解などもする必要があったため、大変やりがいを感じました。合同ゼミが2年目ということもあり、前年は質疑応答について苦戦しておりましたが、資料を用いて自分の言葉で対応できたと思いました。今回の改善点を踏まえて、後期の合同ゼミに向けて、また努めていきたいと思います。
林君 自分が調べたことで質問に答えたりする中、筑波や拓殖の方達は自分が知らない話も出てくるくらい応用的な知識で質問に答えていました。自分がいつもその場その場での勉強をしていたことを否定してきてくれるように、知識量の差を見せてきてくれたので、勉強の仕方を見直す良い機会になったと思います。
これも大きな成果です!
今後の大学生活・大学での勉強に活かしてくださいね。
今から気を抜いてはなりません!
ちなみに,合同ゼミも今年で10周年でした。
第1回合同ゼミに参加してくれた
ゼミOGも来てくれました。
我われもお世話になっているTKCで働いています!
こうして続けられたのも,
毎年参加してくれるゼミ生,
そして,拓殖大学・筑波大学の学生たち,
さらに,拓殖大学の長先生,筑波大学の宮坂先生のおかげ。
学生たちに成長の機会を与えてくださりありがとうございます!
学生たちの感想にもあるように,後期は,札幌で開催されます。
本学の学生は,今回のリベンジ?!ですね。
そして,拓殖大学・筑波大学の先生・学生との再会を期待しています♥