学生から,インターンシップの報告が寄せられました。
経済法学科2年の村田君です。
経済法学科2年の村田です。私は今回、8月26日と27日の2日間で株式会社フォーバルの社員さん2名、小樽商工会議所の職員さんと一緒に企業ドクター体験をしてきました。企業ドクターとは、財政面や人材育成など、企業の抱える病(困っている部分)を治す医者という意味です。学生からは経済法学科2年の及川君と村田が参加しました。 企業ドクターとして小樽でさまざまな事業所様を対象としたアンケートを行ってきたのですが、一番に感じたことは小樽でも栄えている地域と、とそうでないところの差が非常に大きいとこです。皆さんが想像するところでいえばガラスの工芸体験や海鮮丼のお店が並んでいる場所(JR小樽駅から徒歩10分くらい)を想像されると思いますが、そこはほんの一部分です。私も小樽といえば北海道のThe観光地だと思っていました。しかしながら今回こうしてさまざまな事業所様に伺ってみて、我々の考える小樽の今後と、市民の方々の考える小樽の今後には大きなギャップがあることを知りました。
少し具体的に書くと主な問題として、人材不足(都市への人口流出も含む)・事業として存続していくための後継者不足・物価の上昇と原材料の高騰・最低賃金に関する人件費の上昇などがあります。ニュースなどで耳にされる方も多いと思われますが、想像よりもはるかに厳しいものがあります。対応できる企業もあればそうでない企業もあります(実際は対応できていない場合がほとんど)。私自身小樽は観光地として成功している類の地域だと思っていたので、同じ道民として強い危機感を持ちました。
小樽市を取り巻く状況は年々厳しくなっています。最近、食料品の減税のお話がニュースなどで話題になっていますが、ではそのまま価格が下がるのかと言われれば実は違います。価格の設定と調達のコスト、販売価格をどうするのかは別問題となるからです。包装に必要なプラスチックフィルムなどが分かりやすい例です。お恥ずかしい話ですが私は純粋に食料品の減税、とても嬉しく思っていました。しかしそれは消費者目線での話で経営者目線から見るとまた違う世界があることに、大学2年になって気づかされました。安くなる幅と調達のコストにうまいことバランスが取れているのならばまた話は別なのでしょうか......。
今回挙げた例はお話を聞いたなかでもほんの一部分です。実際に他にも抱えることは多くあり「オーバーツーリズム」や「リピーター(繰り返し小樽に来てくれる人)」などなど問題を挙げるとまだまだたくさんあります。
ただ今回伺った中で悪い話しかなかったのかと言われればそうではありません。先日伺った事業所の皆様、とても小樽愛に溢れていました。なんといいますか忘れていた気持ちを思い出すことができました。地元にはこんなものがあって、ここがきれいで、こんな人がたくさんいて.....など小樽のことを本当に心から大好きだと思っているのがすごく伝わってきました。悲しい話、今の代まででお店を閉めてしまうかも、という話もいくつかありました。それは後継者不足であったりご高齢であったり理由はさまざまですが、素敵なお店や企業様が今後なくなってしまうのかと考えるとどうしても悲しい気持ちになります。就職先として小樽を選ぶ人が申し越し増えてほしいなと思います。小樽に限った話ではないですが、若者の都市流出もこの動きを加速させている大きな要因となっています。どれが正しい、悪いという話でもないので一概には言えませんが、それだけ地元に残って働くという人は今の時代?少ないのです。
長々と書きましたが突き詰めるところは地域の活性化と存続です。学生として(学生じゃなくても)なにができるのか、他人ごとではない大きな問題であります。大きな一歩としては知ってもらうことが一番です。その考えが全体の考えとして一般化していけばいいなと思います。
まだまだ細かいところも書きたいところではありますが、守秘義務的な部分にも重なってしまうのでここまでということで。
実地調査、アンケートを取るという一見すると単純な作業ですが、考えていた以上に内容の濃い2日間でした。フォーバル様をはじめこのような機会をいただけたこと、決して当たり前ではない貴重な体験でした。楽しかったです。
***
有意義かつ有益な経験をしてきましたね。
学びがあったこと,嬉しく思います!
インターンシップを受け入れてくれた
株式会社フォーバルの皆さん,ありがとうございます。
インターンシップで得た学びと,
大学での学びを結び付けて欲しいです!
在学生からのインターンシップ報告待っています!

