2021年12月31日金曜日

2021年終了

2021年も終わりです。
今年も,コロナ禍に翻弄された一年でしたね。
来年は,落ち着いて欲しい…。
1年間ありがとうございました。

キャンパスの様子を。
守衛さんは,365日勤務です。ありがとうございます。

7階からは札幌の山々が見えるんです。
札幌って素敵ですね
(関東人ですが,関東にはこんな場所はなかなかない)。

学生たちがお世話になりました。
☀快晴でした☀



2021年12月30日木曜日

法教育授業の開催①

(年の瀬ですが,年内の活動は年内にアップ…)
12月21日(火)大学近郊の小学校で,
小学校5年生を対象に,法教育授業を行いました。



テーマは,
私的自治の原則契約自由の原則
学生たちは,1年間,同テーマについて勉強を進め,
慣れない授業案や授業内容の作成に取り組んできました。

12月には,札幌弁護士会 法教育委員会の弁護士の先生や,
日本弁護士連合会 市民のための法教育委員会の弁護士の先生からも
アドバイスをいただきました。

授業に取り組んだ学生たちの感想です。

稲村文香さん(札幌東高校出身,2018年入学)リーダー
 学びのための支援プロジェクトの補助を受けさせていただきながら、後期から少しずつ打ち合わせと準備を重ねてはいましたが、コロナ禍で思うようにいかない部分も多く、また、私たちの中で議論が白熱することも多く、直前まで変更を重ねていたため、なかなかリハーサルまで辿り着かず、本番数日前まで不安しかありませんでした。しかし、本番は大きなミスもなく、児童の皆さんに嬉しい感想もいただくことができ、少しは私たちの伝えたかったことを理解してもらえたのではないかと思っています。
 小学校の先生方をはじめ、沢山の先生方にアドバイスをいただき、なんとか1校目を終えることができました。ありがとうございました。
 次回の法教育授業に向けて、改善したい点も沢山あるので、より一層力を入れて取り組んでいきたいと思います。

大野由喜さん(札幌清田高校出身,2018年入学)サブリーダー
 今回副リーダーという立場で話し合い含め参加しましたが、知識のある弁護士の先生や、大学の生徒たちに向けての授業ではなく小学生にどうやって伝えるか、理解してもらえるのかに時間がかかりました。
 当日の児童たちの反応は自分達が思っている以上に純粋で教える立場からすればこんなに楽しい授業を行えるとは思っていなかったので、新たな刺激を貰えました。授業を受けてくれた児童には感謝です。

青柳凜さん(藤女子高校出身,2018年入学)
 今回、一番難しいと感じた点は法律用語を小学生の子供に理解してもらえるように変換するという作業です。子供たちがわかりやすいように用語を変換できても、意味が変わってきてしまうと間違った情報を教えてしまうことになるので何度も打ち合わせを繰り返しました。
 当日は子供たちのリアクションが返ってくるか心配をしていましたが、率先的に授業に参加してくださり安心しました。しかし、それと同時に沢山の課題も見つかったので、次の法教育の時までに更に改善したいと思います。

旦尾秀仁くん(私立北海高校出身,2018年入学)
 今回の大谷地東の授業では改めて勉強になりました。自分達の法律の知識を確認し、契約について考えさせられました。児童たちに教えるにあたっては、どうすれば分かりやすく説明できるか、伝えられるか考えるのが大変でしたが、本番の授業では児童たちに「契約の自由」という私たちが伝えたいことが伝わって良かったです。今回の経験を活かして、これからの残り少ない大学生活を充実させたいです。このような機会を設けて頂いた小学校の先生方、本当にありがとうございました。

西村咲紀さん(札幌啓成高校出身,2018年入学)
 自分たちで授業内容を考えて実際に行うのは初めてでしたが、想像以上に大変でした。しかし、授業では思っていたよりも児童の反応が良く、その分やりがいも感じました。次の小学校では今回の反省点を活かし、児童がより楽しめて、法律に興味を持てるような授業をしたいです。

松井留菜さん(北海道北広島高校出身,2018年入学)
 小学5年生にとってなじみのない契約を理解してもらうにはどのような言葉を使ったら良いかや、どのような授業の流れにしたら良いかなどをゼミメンバーと何回にもわたって議論して授業を作り上げました。今回の授業での反省を活かして、次の授業につなげていきたいです。

村弦樹くん(北海道岩見沢西高校出身,2018年入学)
 今回、小学生という自身の年齢よりも一回りより下の人間を相手にするという良い経験をさせていただきした。
 授業する相手は小学生であるという意識の元、メンバー一丸となって準備を進めていましたが、実際に小学生を目の前にすると想像と違うことばかりで、良い意味で驚かされました。
 自身もその立場を経験しているはずなのに、改めて触れると懐かしさもありましたが、何より、「法律など、特定のジャンルにおいて何も分からない人」にどのように接したらいいのかということを考えるいいきっかけになりました。
 社会に出てもこの経験を忘れず、常に試行錯誤して伝える力をみがいていきたいと思います。

ラーニングコモンズの先生も見学に来てくれました。
***

授業後,小学校の先生から,
子どもたちの発達段階に配慮して,
分かりやすい授業をしてくれた,と,
お褒めの言葉をいただきました。
これまで頑張ってきた成果ですね。

授業後,次回の法教育授業(1月)に備えて,
直ぐに反省会を開催していたのには驚かされました。
とっても良いことだと思います

4年生にもかかわらず,
ここまで頑張ってくれたことには,
ゼミ担当教員としても感謝しています。
在学生の模範です!!!

1月の法教育授業,
2月のHokusei Student Actionまで
頑張って取り組んで欲しいです。

最後に,
お忙しいところ,
そして,カリキュラムに都合をつけて,
法教育授業を開催させてくれた
小学校の先生方に感謝します。

(K.A.)

2021年12月26日日曜日

2021年度 大学対抗法律討論会の開催

12月18日(土)午後,
(何回目か忘れましたが…)
「大学対抗法律討論会」が,
オンラインで開催されました。

参加大学は,南から北まで。
鹿児島 志學館大学,
京都 京都産業大学,
北海道 北海学園大学,
そして,本学です。

足立ゼミは,志學館大学 上向ゼミとの対戦。
約3時間,有意義な議論が展開されました。


参加した学生たちの感想です。

三浦正也君(北星学園大学付属高校出身,2019年入学)リーダー
 討論会は、事前に想定していなかった論点が多く出されて苦戦した。しかし、自分の軽視していた論点の深さを知ることができて良かったと思う。
 リーダーとしては書面の完成度を高められた反面、メンバーにはあまり話を回せず、事前のメンバーの理解度促進と養成が上手くできなかったので、そこが反省点だった。

高橋恵悟君(札幌手稲高校出身,2019年入学)
 他大学の方々と法律討論会ということで自分とはことなった視点からの意見を多く聞けてとても興味深い体験となりました。また、他のゼミ生と勉強しつつ考えをまとめる作業はこれから先役に立つと感じる実りある時となり良かったです。

丹波郁哉君(札幌厚別高校出身,2019年入学)
 今回、討論会でどのように法的な主張を相手と理解しながら討論をしていく難しさをとても感じることが出来ました。また、自分自身の勉強にもなり、とても有意義な討論会にすることが出来ました。
 ありがとうございました。
記念写真好きね…

森優輝君(小樽桜陽高校出身,2019年入学)
 法学討論会で他のゼミ生の意見を聞いて、違う意見を出してくれたことによって、自分たちの書面に対する改善点について気づけて良かったです。ありがとうございました。

山岸留惟君(北海道江別高校出身,2019年入学)
 この日の前日と朝に大雪に見舞われ、除雪スタートの一日でした。討論会では落ち着いて進むかと思いきや少しヒートアップする場面もありました。互いに調べた事の情熱を持ってぶつかり合ったと思います。しかし、対立だけでなく次は相手の主張を飲み込み、把握した上でこちらの弁論を上手く伝えられる様に努力したいと思いました。

***

二週続けての討論となってしまいましたが,
学生たち,よく頑張ってくれました。
おつかれさまでした,
そして,ありがとうございます
この経験を糧に,
就活も頑張りましょう!
僕も精一杯
後押ししていきたいと思います!!!
(K.A.)


2021年12月23日木曜日

2021年度「証券ゼミナール大会」のご報告

2021年12月11日(土)
全日本証券研究学生連盟が主催した2021年度「証券ゼミナール大会」南ゼミの3年次4名が討論者として参加しました。(論文執筆はゼミ生6名の合同作業でした。)

「証券ゼミナール大会」は1980年度に初めて開かれ、毎年12月には東京で全国大会が開催されています。しかし、昨年度と今年度はオンライン大会となりました。

全国大会では、証券・金融をテーマとする研究会や大学のゼミに所属している学生たちが1年間の研究成果をまとめた論文と討論を通じて競い合います。今年度は全国の28大学・42団体・485名の学生が集まりました。

今年の南ゼミは「資産運用を促進するための金融教育」をテーマとして、事前にアンケート調査を行い、論文執筆とプレゼン動画を作成して大会に参加しました。(動画はこんな感じです。)


同じテーマの討論ブロックには、関西学院大学、拓殖大学、東海大学、そして立教大学のチームが名を連ねました。討論は朝9時から午後7時まで続き、全国大会が初めての学生にとってはかなり長い闘いだったと思いますが、南ゼミの参加者全員最後まで集中力を失うことなく、白熱の討論に励んでくれました。指導教員としてとても嬉しく思います



以下は参加した学生からの感想です。

尾口 大稀君(札幌北陵高校、2019年入学):
今回担当したところは自分が興味を持っていたところだったので割と入りやすい議題でした。実際に討論してみて周りの大学は自分達の一歩二歩も上手でしたがこのようなことを話す機会もなかったので貴重な体験だったと思いました。

植田 奈菜加さん(北海道北広島高等学校、2019年入学):
準備では自分達でアンケートを作り、実施し、論文を作りました。討論会を通して、初めて他の大学の方たちとの交流をし、日本の金融教育について、とても勉強になりました。この経験を今後も活かしていきたいです。

中野 岳君(札幌英藍高等学校、2019年入学):
準備段階ではできる限りの情報をもとに論文を作成しました。当日は、他校の方々の発表を聞きながら、新たな情報や見解に触れることとなり、金融教育に関する知識の幅が広がったように感じました。

土井 咲楽さん(札幌市立啓北商業高校、2019年入学):
他大学と議論を進めていく中で、より多くの知識を身につけることができたと思います。初めての討論会ということもあり緊張しましたが、とても貴重な経験になりました。ありがとうございました。

2021年12月22日水曜日

池田翔一弁護士による「法学講演会」の開催

12月14日(火)3限「法学」の講義に,経済法学科OBである
弁護士 池田翔一先生をお招きして,講演会を開催しました。

皆さん,来年4月に、成年年齢が引き下げられるのをご存じですか。
テーマは,その成年年齢の引下げの問題です。

講演会は当初,池田先生を大学にお招きして開催する(池田先生凱旋!)予定でしたが,
担当者の足立が大学に来られなくなってしまったため,急遽オンラインで開催。
 企画を取り仕切ってくれていた学生たちの発案です。
 前日に変更になったにもかかわらず,学生たち,臨機応変に対応してくれました。

講演会は,
学生たちによる成年年齢の引下げの概要の説明,問題点の提示,
そして,いくつかの問題のなかでも,
若年層に対しての消費者被害の問題と,
成年年齢の引下げに伴う少年法の改正について
学生から説明がなされました。
時代!を反映して,TikTok風の動画も交えて(学生たちの工夫です)。


学生たちの取組みの後,池田先生が登場です。
法学は,全学部全学年の講義のため,
法律を学んだことがない学生がいることに配慮して,
法律の基本的な説明から,成年年齢引下げの問題へと
実務家の観点から講演を展開してくれました。
もっと話しを聴きたいと思わせる内容でした♥

★☆★☆★

弁護士 池田先生から,
現役学生へのエールも含めて,コメントをいただきました。

弁護士 池田翔一先生(池田翔一法律事務所)
 今回,足立ゼミの学生の皆さんと講演会を創り上げました。10年程前,私は足立ゼミ生の立場で講演会に参加していたのに,今回講師という立場になり,年をとったなと思いました(笑)。
 講演会では,成年年齢引下げをめぐる問題についてお話しました。法律実務家(弁護士)から見た法律問題を解決する難しさや,反面いろいろなことを考える面白さを少しでも伝えられていれば幸いです。
 大学4年間は,その過ごし方次第で自分の成長度合いや将来に大きく影響すると思います。私自身,褒められるような大学生活は送れていませんでしたが,だからこそ,皆さんにはこの4年間を大切に過ごしていただきたいと思います。

★記念写真★
先生は,事務所から,
学生は,教室から
足立は,某所から
★☆★☆★

講演会を企画してくれた学生たちの感想です。

奥野航生君(札幌西陵高校出身,2020年入学)リーダー
 企画のリーダーを担うことになりましたが、初めて本格的な企画を経験し、チーム運営の難しさ、企画に対する詰めの甘さなど、反省すべき点がいくつもありました。これからの企画では、今回の反省点を生かしてより円滑に取り組んでいきたいと思います。

今井颯馬君(札幌白石高校出身,2020年入学)サブリーダー
 この講演会で改善する点が多く見つかったのでその点において改めることが出来ればと思っています。しかし、自分の気持ちの問題というものもあるので時間をかけて直していきたいです。成年年齢引き下げについて勉強をしましたがまだまだ調べ足りない点も多くあったと感じています。

飯澤勇君(札幌白石高校出身,2020年入学)
 今回の今回の講演会企画は、とても大変でした。情報収集→チームでの議論→書類制作・提出→指摘された点を含めまた情報収集、これを何度も繰り返しました。MーPROと異なる点は、発想豊かに進めていくMーPROに対し、講演会企画はとにかく地道な情報収集です。個々で調べたことは、話し合いでさらに知識を深めました。説明をする以上、聞き手の何倍もの知識が無ければいけないということを痛感しました。
 今回特に反省しなければいけないと感じたことは「時間」です。メンバー全員多忙な中、話し合いの時間は十分に取れていたと思います。しかし、話し合いは主に夜中に開始時間を決めて始めていましたが、終わりの時間は決めていなかったので、ダラダラと話し合いをしてしまいました。その結果、リハーサルなどを十分に行えず、当日近くのイレギュラーな事態にも対応しきれなかった部分があったと感じました。
 個人的には反省が多い企画になりましたが、また貴重な経験をさせて頂きました。
 今回、この講演会企画に協力して頂きました池田先生には大変感謝しています。ありがとうございました。

佐藤健翔君(札幌稲雲高校出身,2020年入学)
 今回、初めて講演会に取り組んだ感想としましては、余裕のない取り組み方をしてしまったなという感想です。前半の取り組みが緩かった分、後半でバタバタしてしまいました。3年次の講演会では、前半から余裕をもって取り組めるようにスケジュール調整をしていきます。最後に、今回、外部講師として講演をしていただきました池田翔一弁護士、共に約3ヶ月間活動したメンバーの皆さん、本当にありがとうございました。

塩田瑞希さん(札幌大谷高校出身,2020年入学)
 今回の講演会を通して、チームでの活動の難しさを実感しました。それぞれの考え方が違うので、色々な問題が生じましたが、無事に講演会を終えることができて良かったです。初めての講演会で、準備をしていくなかで分からないことが沢山ありましたが、今回の経験を活かして今後の講演会やプレゼンに取り組んでいきたいです。

記念写真好きね…。

+++

今回,ゼミOBである池田先生によるご講演を
現役ゼミ性が企画・運営してくれました。
池田先生もコメントしてくださっていますが,
ちょっと不思議な感覚でしたね。
僕も歳をとりましたが,
こんな機会を持てることは,
滅多にないことであり,とても嬉しいことです。
池田先生,今後も,よろしくお願いします。

そして,ゼミ生を含む,現役学生の皆さんも,
池田先生のように,自分の夢・希望を掴み取って欲しいと思います。
本学には,それを後押しするスタッフと設備が整っています。

(K.A.)

2021年12月17日金曜日

合同ゼミのご報告

12月11日(土)13時~
恒例の合同ゼミを開催しました。
拓殖大学・長ゼミ,
筑波大学・宮坂ゼミ
本学・足立ゼミ。
(早稲田シンジケート?!)
3ゼミでのディスカッション(と交流)です。

例年であれば,
春は,我われが東京に赴き,
秋or冬に,二ゼミが札幌に来てくれて,
開催していますが…,
コロナ禍で,ここ2年間はzoom開催。

今ホッとなテーマ,
物権法・不動産登記法改正について
3ゼミで考察を深めました。

参加した学生の感想をいただきました。

森優輝君(小樽桜陽高校出身,2019年入学)リーダー:
リーダーを担当したり、他の大学との交流で話し合いをしたことが初めてだったのでとてもいい経験をしました。ありがとうございました。 

高橋恵悟君(札幌手稲高校出身,2019年入学):
今回担当した箇所は普段あまり触れることない場所だったので様々な文献を調べることで知識を深めることが出来大変良い経験でした。また、他大学の学生さんの勉強もうかがえてよかったです。今後も興味を持った事柄について調べていけたらよいなと思います。

丹波郁哉君(札幌厚別高校出身,2019年入学):
初めての他大学との交流ということで、緊張もしましたが、楽しくとても勉強になった合同ゼミになりました。この経験を今後のゼミ活動に活かしていきたいと思います。

三浦正也君(北星学園大学付属高校出身,2019年入学):
合同ゼミは先生方が議論の方向性を導いてくれたおかげで、かなり深い学習ができた。
また、合同ゼミの中では、学生の側から北海道独自の雪にまつわる議題の提供もあり、独特な視点から議論を深められて面白かった。

山岸留惟君(北海道江別高校出身,2019年入学):
今回は、各大学がそれぞれの学習を行い、それを基に発表するという形。今までと違い、一つのことを突き詰めるのではなく、他大学の方々から新しい知識を互いに教え合う事が出来ました。また、北星学園大学は北海道にある大学ですので、雪国に関する問題点を考えて頂いたりなど...とても面白い議論が出来て嬉しかったです!拓殖大学、筑波大学の皆さんありがとうございました!


***

合同ゼミ前に,
各先生方から差入れもあり,
先生方・そして各ゼミ生の温かい心遣いに感謝もあり,
今年度の合同ゼミも有意義に開催することができました。
来年は,6月で北海道の声も! 分かりました,考えます!!!

(K.A.)