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2019年3月2日土曜日

2019年度・就職活動・解禁

早いもので,もう3月1日。
2019年度の就職活動が解禁されました。
学内でも会社説明会が順次開催されていきます。

就活生の皆さん,
本学・本学部・本学科での
学びと経験を自信にして,
果敢に就職活動に取り組んでいってください!
応援しています。

就職支援課もリニューアルされています
就職支援課がもつ情報とサポート力は
強力です。
大いに活用してくださいね!














そして,企業研究,志望動機,エントリーシート書きに困ったら,
ゼミの先生,学科の先生も活用してください★
研究者の力,侮れませんよ!!!(私見)

(K.A.)

2016年10月3日月曜日

OG来学

久しぶりのお休みを利用して,
OGが会いに来てくれました。

カフェで,お話しをしました。
遅刻したのは内緒です。

仕事の話しを聞きました。

仕事の面白みが分かってきて,
充実しているようです★

 そういう話しを聞くと,
 僕たちも嬉しくなります。



在学生へのエールをもらいました。
矢本瑞惠さん(札幌旭丘高校出身,2014年卒業)です。

現在社会人3年目で、食品営業をしています。大学で学んだ法律とは直接関係のない仕事ですが、講演会企画で学んだ「物事に取り組む姿勢」は大いに役立っています。
仕事をしていくうえで、意欲や熱意がないと上司やお客様には響きません。人生の先輩方はびっくりする程私たちの本音を見抜くものです。その反面、経験が浅くても話し下手でも気持ちがあれば心を開いてくれます。
皆さんもゼミや企画など取り組んでいると思いますが、その取り組み方が社会人になっても役立ちますので頑張って下さい。


***

すっかり素敵になっちゃって,頼もしく感じましたね。

現役学生の皆さんも,大学時代,大いに学んで,
立派な社会人になって欲しいです★


という記事を書いていたら,
ゼミのOGOBが,現役生の企画を見に来てくれました。
これもまた,有り難い。

学生,そして,OGOBは,
大学・我われ教員にとって,
treasureです★

我われも頑張って,
学生教育をしていかないとなりませんね。

(K.A.)

2016年6月8日水曜日

☆ゼミのOG、北星来る 


今年は、6月1日が就職活動の企業面接の解禁日でした。実際には、多くの学生は、説明会などに出たり積極的に就活を始めていましたが。就活は、学生を一回り成長させます。しかし、受けても受けても、内定がもらえない、面接にすらこぎ着けないという学生もいます。落ち込む学生の姿を見ると、正直心が痛みます。でも、多くの経法の先輩たちが通ってきた道です。自分の力で道を切り拓いていってもらいたい。

昨日、8年ほど前のゼミのOGが、仕事のついでに大学に寄ってくれました。いまは金融機関で働いていますが、スーツ姿も立派です。この年の卒業生は、たしか、就職してすぐにリーマンショックで大変な思いをした世代です。ビジネスの荒波にもまれて大変だったでしょう。

この代の卒業生は、バラエティに富んでいて、色々な職種で働いています。今や日本を代表する家具メーカ、道南の1つの要となっている町役場、室蘭にある単科大学の職員、どこの飲食店の厨房にもある食品機械のメーカー、衣料の卸のメーカー。OGから近況を聞ければ、それぞれ仕事に趣味に充実した毎日を送っているようです。結婚したものもちらほら。

経法の学生の皆さん、君たちの道は必ずどこかにある。そう信じて頑張りましょう。そして、頑張りすぎないように。

I. I.

2015年2月23日月曜日

就活ゼミ 第二弾

2月もあと何日かで終わってしまいますね。
3月になると、就職活動がいよいよ本格的に開始します。
新しい就活スケジュールは、これまで以上にタイトなものとなっていますので、新4年生はスタートダッシュが大切です。
でも、いいスタートを切るためには、その準備がとても大事。

今日は、以前にお届けした就活ゼミの続きをお届けします。
(このゼミは、2014年10月23日に実施したものです)

***

みなさん、こんにちは!
長屋ゼミ現四年、下川原です。

前回に引き続き、長屋ゼミ三年、四年合同で就活ゼミを行いました。
今回はGD(グループディスカッション)と集団面接を模擬体験していただきました。

三年生に自己紹介書をかいて頂いたのですが、前回の就活ゼミpart1で学んだことを参考に書いていただき、今の時期では素晴らしいできになっていました!

その自己紹介書を参考にまずはGD。
もちろん初めての体験なんですが、一人一人が一生懸命話そうと頑張っていました!
4年生の厳しいチェック!





ディスカッションが弾んでいます






























各グループがGDを行い、その後総評として四年生の先輩からアドバイスを送りました。

そして、緊張の集団面接体験。
初めての体験にも関わらず上手く自分を伝えようと、緊張しながらも頑張ってくれました!

本番さながらの面接

答え方にも個性が出ます

鋭い質問に自然と背筋が伸びます
将来の人事課?

































































面接後も総評として、四年生からアドバイスを送りました。
 
計二回にわたり、就活ゼミと題して、教えさせていただきましたが、実際自分達のときよりも就職活動の時期が変わるにも関わらず、意識が高く、頑張ろうという気持ちが伝わりました。

最後に、拙い司会や進行にも関わらず真剣に聞いてくれていた後輩達には感謝です!
是非、参考にして頑張ってください!
また、色々と深い話や経験も聞けるので、先生を通してでも気軽に先輩を頼ってください!
一人で恥ずかしいなら複数人でも構いません!

以上長屋ゼミ合同就活ゼミ報告でした。

***

就活では自己表現も大事な能力の一つです。
経験を積むことで、どんどん磨かれ洗練されていくものでもありますから、友達同士や先輩、就職支援課の職員さん、あるいは教員が相手でも構いません、積極的に面接練習をしてみてくださいね。


2014年3月13日木曜日

Shine like Stars -内定学生編 Vol.3-(後編)

前回は、エントリーシートと面接についてお話をしてくれた岩田君、成田君。今回は、グループディスカッションや就活中のリアルな人間関係について教えてくれました。

*********

グループディスカッションの秘訣は人付き合い

―グループディスカッション(GD)の概要を教えてください。
成田:
役職はリーダー、タイムキーパー、書記、報告者。人数は最高で8人でした。
岩田:
僕は最高10人。その時によって45人だったりします。10人の時は、40分ディスカッションして10分で報告でした。4人くらいだと、20分話して10分報告という形です。指示としては、あったとしても「最初の5分は考えてください。」くらいで、後は参加者に任されます。5分経ったら、誰が口火を切るかなど、そういうところも見ていますね。報告では、話し合いの過程と結論を述べます。

―他のグループも同時に行うんですか?
岩田:
自分たちだけだったり同時に複数行ったり、どちらもありますが、段階が進んでくると大体一グループずつです。

―印象に残っているテーマは?
成田:
テーマは始まった瞬間に知らされますが、聞いたこともないような昔の難しいことわざなどが出され、正解の有無は問わないので、その意味を考えなさいというのがありました。
岩田:
売上に関するものが多かったですね。冬の北海道でアイスを二倍売り上げる方法とか、女性の化粧品店で男性の売り上げを伸ばす方法とか。変わったものとしては、告白するならメールか電話か、というのもありました。

GDの事前準備はしましたか?
人:
いいえ。
成田:
素を出すしかないかなと。それで落とされたらどうしようもないですよね。合わなかったんだなと思います。ただ、GDは何が正解かよくわからないけれど、一度も落としたことはありません。
岩田:
GDはよく全員受かるか落ちるかだと言われますが、それは本当ではないですね。やはり、出来のいい人が受かります。まとめの段階で邪魔をしたり、変に目立とうとしたりすると受かりません。

―役職はどうやって決まっていくんでしょうか。
成田:
全員、黙る空気を作ってはいけないと思っているので、自然と決まっていきます。僕は、最初は様子を見ておいて、メンバーを見ながら役職に就くかどうかを決めていました。結構リーダーに就きましたが、苦手なタイプがいたり、話がまとまりにくそうなメンバーだと感じた時には、何も役職に就きませんでしたね。

―そこで話をまとめたら、株が上がるなとは考えなかった?
二人:
冒険だなぁ。
岩田:
一人でも話についてきていない人がいるだけで、GDはグチャグチャになってしまうんです。そういう人がいるとリーダーは減点されますし。
成田:
役職に就いていなくても、本当にマズイなと感じた時には、ヒラでもうまく話をもっていける、こういう役割ができる、ということをアピールします。
岩田:
怖い話ですが、みんなニコニコしつつ、心の中では誰かが墓穴を掘るのを待っているところもあります。その瞬間フォローして「できるぞ」と思わせる。だから、あえて役職に就かないのも一つの手です。

―自分の立ち位置を早く見つけることが大切なんですね。ところで、各役職のあり方を聞きたいのですが。まず、リーダーとして心がけたことは?
成田:
全員に発言させることです。それを聞いて自分の中で整理し、皆の言葉を取捨選択して組み立てて、出来上がったものをうまく伝えられるかを考えました。

―自分の意見を言いたくなるときもあるでしょう?
岩田:
言い方としては、反感を買わないように、相手に嫌な感じをさせないように言いますね。全否定で来る人も結構いますが。
成田:
最後にまとめる時に、違うなと思った意見はこっそり削除します(笑)もちろん、相手を悪い気持ちにさせないよう、「○○さんのこういう話を基にして…」とフォローを入れますよ。

―タイムキーパーや書記は難しい気がしますが。
成田:
書記は、話の軌道修正をしてくれるとやりやすいですね。
岩田:
書記はなかなか喋れずに終わるので、報告者を兼ねてやってもらうこともありました。ただ、報告者もやらず黙って書きながら言うことを考えて、最後に一気に議論をまとめたという人もいましたね。

―それって、リーダー役の役目では?
岩田:
そういうことをやって、リーダーではないけれどリーダーができるな、と思わせると得点が高いと聞いたことがあります。自分も、リーダーではない時には、軌道修正や影の進行役を意識してやっていました。
成田:
タイムキーパーも、時間だからそろそろまとめようと言ったりするけれど、それもリーダーの役割といえば、そうとも取れますよね。でも、タイムキーパーや書記なら、ヒラでいいやと思いました。

―ズバリ、GDの秘訣は何でしょうか。
成田:
普段の人付き合いですね。
岩田:
友達がいない人はできないと思います。自分の言ったことに対しての反応とか、顔色をすごく見るんです。自分が違うと思うと顔に出ますし。普段からの人付き合いが如実に表れると思います。

就活で見える友情

―就活中、二人はどんなことを話しましたか?
成田:
愚痴というか、面接で出会った人の話をしたりしましたね。

―友達同士でも、就活の話題は牽制しあうということをよく耳にしますが。
岩田:
恭太郎とは、そういうことはありませんでしたが、確かに就活は人間が見えます。今まで好きだった友人が、就活情報は誰にも渡さないというスタンスで、「こんな奴だったのか!」と愕然としたり。僕自身は、自分だけしか知らないと思うような情報でも分け合いました。それを伝えたからといって、それで自分だけが落ちるという確率は相当低いと思ったので。そんなこともあり、就活では友達が減りましたね(笑)ただ、こういう時こそ助け合うという人でないと信用できません。
成田:
内定をねたむ人とか、けっこういるよね。
岩田:
嘘をついていたりとかね。
成田:
ある時、たまたまゼミ前に岩ちゃんに会い、「就活どう?」と聞いたら「内定もらった」と教えてくれて。その時僕は内定はまだでしたが、ゼミ後二人で祝杯をあげに行きました(笑)

―そういう友達っていいですね!二人は、お互いをどう見てるの?
岩田:
恭太郎は常に人の気持ちを考えている。皆に対して、バランスを整える感じで接しているよね。
成田:
岩ちゃんは、すごく礼儀正しいんですよ。小学校からずっとこんな感じで、挨拶、礼儀がしっかりしてて。ゼミでも、親しくない人には自分から話しかけたり、相手に気を使わせないように気を使ってるよね。

大学生活を振り返って

―大学生活はどうでしたか?
岩田:
大学は自由。何をやってもいいけれど、高校生までの青春感はゼロでしたね。一つになれる感が大学ではなかなかない。ただ、ゼミで経験した法律討論会でそれを得られました。まあ、正直、最初はやりたくなかったけれど(笑)
成田:
確かに(笑)でも、いい思い出にはなったね。
岩田:
恭太郎は部活はどうだった?
岩田君は軽音楽部、成田君はテニス部でした。
成田:
部活では会計や副部長も経験して、色々大変なこともあったよ。行き詰った時には、ゼミ仲間やバイト先の人、札幌にいる高校時代の友人と遊んだりしていた。おかげで多方面の人と接することができてよかったけれど、やっぱり、大学にクラスが無いのが残念だったね。
岩田:
大学では行動範囲が広がるから、友達と毎年キャンプに行ったり、高校まででは絶対できなかったこともできるよね。
成田:
僕は、毎日が本当に楽しかった。部活でキャンプも行ったし、いいバイトにも巡り会えたし、高校時代からの友達ともいまだに仲良く続いているし。
岩田:
三年間続けた居酒屋のバイトでは、バイトリーダーも任されました。経営戦略会議や新商品の開発などの会議にも出席させてもらえ、働くということを学ぶこともできましたね。
成田:
大学は、高校とは人数も違うし出会いもたくさんある。色々な人がいて、対応の仕方をゼミやバイトなど様々な状況から学べました。就職すると、より幅広い年齢層と関わるので、大学の経験が役に立つと思います。岩ちゃんと出会って、コミュニケーションをとる際に、相手に気を使わせないようにするのも大切な方法だなと気づきました。そうすることで相手との距離も縮まり、いつしか自分も気を使わないようになるんじゃないかと。

―最後に、後輩へのメッセージをお願いします。
岩田:
経験したことのないことをたくさん経験して下さい。それが、就活では絶対活きると思います。
成田:
成人して、酒は飲んでも飲まれるな(笑)楽しいことはたくさんあるし自由だと思うけれど、割り切るときは割り切る、やらねばならないことをきちんとやる。やりたいことがあっても、そこを抑えてやるべきことをすることで、充実した大学生活が送れると思います。単位はしっかり取りましょう(笑)
ありがとうございました!

*********

いかがでしたか?
就活の実態を垣間見ることができたのではないでしょうか。
本当に仲が良く、合宿中も熱く語り合っていた二人。
ゼミでは、積極的に発言し議論を引っ張るなどの頑張りを見せるだけでなく、周りに気を配りながら場を盛り上げるなど、欠かせない存在でした。
社会人になっても、常に向上心を持ち続け、成長し続けていってくれることと思います。
より一層素敵な大人になって、近況報告に来て下さいね。

さあ、皆さんも、先輩方に続け!!


2014年3月12日水曜日

Shine like Stars -内定学生編 Vol.3-(前編)

内定学生シリーズ 第3弾!
今回は、公務員に内定した岩田悠作君(札幌西陵高校出身 2010年入学)と、金融関係の企業に内定した成田恭太郎君(網走南ヶ丘高校 2010年入学)にお話をお聞きします。
同じゼミに所属する二人、共に励まし合いながら乗り越えた就活について、詳細に語ってくれました。前編では、エントリーシートや面接について語ってくれています。

*********

大学での再会


―二人とも、もともと同じ学校だったとか。
岩田君(以下、敬称略):
小学5年生の時、転校先の網走で出会いました。
成田君(以下、敬称略):
クラスは違いましたがサッカークラブが一緒で、中学1年生まで仲良くしていましたね。
岩田
その後、僕がまた札幌に戻ってしまって。



―それが、大学で再会したんですね?
成田
法情報学という授業で、「あれ?恭太郎?」「岩ちゃん!?」と(笑)でも、しばらくは、会っても少し話す程度の関係でした。
岩田
前のように仲良くなったのは、3年生で同じゼミに入ってからですね。

公務員と一般企業の両立


―岩田君は、公務員と一般企業の両方を受けていましたよね。
岩田
周りに公務員の人が多かったこともあり、高校生の時から将来は公務員にと考えていました。ただ、一般企業にも惹かれ、勉強を続けながら就活をしていました。

―公務員の勉強はいつから始めましたか?
岩田
3年生の8月くらいです。一日56時間勉強していましたが、年明け後、一般企業の方が本格化してからは一日2時間くらいでした。でも、おかげでSPIは苦労しませんでしたね。

―企業の方の成果もしっかり出しましたよね。
岩田
30社程受けて4社から内定を頂きました。

―公務員と一般企業の就活を両立してみてどうでしたか?
岩田
一般企業を回り始めてからは、面接などもあり精神的にきつかったです。家に帰っても、疲れて勉強が進みませんでしたが、苦手分野の数的処理だけは毎日勉強しました。ただ逆に、この面接経験が公務員の面接でも活きましたね。公務員を目指す人は、どちらかというと面接対策がおろそかになりがちですが、一般企業を経験していたおかげでうまく対応できました。

先輩との出会いから就活を意識

―成田君が就活を意識したのはいつ頃でしたか?
成田
大学1年生の時に、部活で就活中の先輩に出会ったのがきっかけです。ゼミの先輩でもありますが、とにかく「就活がスゴイ!」という人で、就活を楽しんでいたんです。その方から色々と話を聞いて、自分でも工夫したり考えたりしながら、先輩のように自分なりの就活をやっていけたらいいなと思いました。

―実際の就活はどうでした?
成田
50社程受けて3社から内定を頂きました。でも、第一希望の最終で落とされたときはキツかったですね。集団面接でしたが、他の人よりうまく話せた自信があったので余計に。

―敗因は何だったんでしょう。
成田
提出課題の出来が悪かったのかも。面接も上手くいったと思っていましたが、よく考えると、「私」と言うべきところを「僕」と言ったりしていて。特に、うまく質問を切り抜けた後の対応がまずかったなと反省しました。でも、その経験はその後の面接に繋がっていきましたね。対策本を読むよりも、実際に面接を受けていくことで理解できることがたくさんありました。

「物語」を自分の言葉で書くES

―ところで、就活というとまずエントリーシート(ES)ですよね。
成田
大学のキャリアデザインプログラムにも出ましたが、自分でも本を買って書き方を調べたりしました。
岩田
僕は、実際に企業からフィードバックがあったのが大きかったです。そこの企業は落ちましたが、非常に厳しく指摘して下さり、落とす子にも親身になって下さったのに驚きました。その際、「物語をイメージして書くこと」とアドバイスを頂いたんです。

―物語をイメージ?
岩田
何を目標にその企業に行きたいかと、まず目標を最初に掲げ、そのためには何をしたらいいか順序立てて考えた後、志望動機を書くと物語になる。そうすると、相手に伝わりやすいし、相手も見やすいと。例えば、バイヤーなど企業で志望するポストを決めて、そのためにはまず店長になり幹部になり…と具体的な過程を考えた後に、志望動機をまとめるんです。そのようなアドバイスを頂いてからは、すらすらと書けるようになりました。

―それまで、就職支援課でESの添削は受けていました?
岩田
はい。でも、添削を受けて安心し、教えて頂いた表現をそのまま使ってしまうんです。そうすると、相手にもそれがわかってしまって良い評価を受けない。自分で、最初の頃のESと企業からのフィードバック後のESとを見比べても、やはり自分の言葉で書いていないことがわかりました。結局、ちょっと不器用なところがあってもいい、自分の言葉で書くことが大切なんだと実感しました。

「面接では大学の話の方がよく聞かれます」

ESが通るといよいよ面接ですが、どんなことを聞かれましたか?
岩田
志望動機、自己PR、学生時代に頑張ったことなど、ESに書いたことを詳しく聞かせて下さいということが多いです。
成田
授業や頑張ったことの中から、話が派生して質問に繋がることが多かったですね。

「討論会ネタはかなり使えましたね。」
―頑張ったことって、勉強とかアルバイトとか?
岩田
バイトではこれ、学校ではこれと使い分けました。
成田
学校の方が結構聞いてくるよね。
岩田
そうそう、何の授業が好きだったとか、どんな勉強をしてるのとか。法律討論会の話を書くと必ず聞かれたり。アピールできるいい材料でした。
成田
僕も使った(笑)討論会の話は、書くと絶対に聞いてくれる。こんなに質問されるということは、他の学生はあまりやっていないのかなと思ったり。経法のいいところだよね!(笑)
岩田
言うね(笑)あとは、一つ二つ、変化球的な質問があったり。ESに書いたバイトリーダーの話から、リーダーの素質は何だと思う?と聞かれたこともあったかな。

―圧迫面接を体験したことはある?
成田
僕は、ほとんど平穏な面接でした。
岩田
あります。まず、無表情。そして、学生の話の疑問点をどんどん指摘する手法でした。途中で話を切られたりした人もいたけれど、僕は最後まで頑張って返していたら、最後には髪型を突っ込まれた(笑)とにかく、笑顔でいることが大事だと思います。他にも、部活の話をしたら歌わされたり。瞬時に色々考えて、一番アピールできる曲で、いきなりサビを歌って乗り切りました。

―咄嗟にそこまで考えられるのはすごい!もともとそういうタイプ?
岩田
網走での経験がきっかけで変わりました。小学生の時、サッカーでAチームのセレクションを受けたけれど選ばれず、すごく悔しかった。そこから、選ばれるにはどうしたらいいのかを考えAチームを観察したんです。そのうち、よく声を出すなど色々気づき、アピールの仕方を学びました。それからはセレクションには全部通るようになりました。
成田
他人を見て学ぶよね。多分二人とも、得られるものはなるべく得たいと思うタイプで、表には出さないけれどきっと負けず嫌い。

(後編につづく)



2014年3月8日土曜日

Shine like Stars-内定学生編 vol.2-

内定学生シリーズ 第2弾!
中村瑞穂さん(小樽桜陽高校出身 2010年入学)の登場です。

ナイス・スマイル
Q.就職活動はお疲れさまでした。活動の成果を聞かせてください。

中村さん:
内定を2ついただきました。株式会社ファミリー(教育業界)に就職することに決めました。

うん?
Q.就職活動中ののスケジュールを教えてください。

中村さん:
121日に企業説明会に行って、そこから就活が始まりました。12月半ばに初めてESを提出し、全部で20社前後の企業にESを提出しました。一番早く面接をしたのが、1月の終わりから2月初めにかけてで、最初に内定をもらったのは、2月の半ばです。就職する企業には6月に内定をもらいました。

Q.就職活動中、大変だったことは何ですか。

中村さん:
選考が進むにつれて、選考日程が重なってしまうときは大変でした。また、選考中、特にグループディスカッションで、自己主張の激しい人などと一緒になったときも、大変だと感じました。選考に落ちたときは、確かに「つらい」と感じましたが、私は「私を落とすなんてもったいない!」と思考の転換をしながら、次の企業に臨んでいたので、落ちたときなど苦しさはあまりありませんでした。私は、就職活動は自分を成長させるための機会だと思います。そう思うと、「つらい」と感じたことはありませんでしたね。

パソコン・ルームにて。
卒業旅行のシオリ作成中???

Q.頼もしいですね。自分を成長させる機会、まさにその通りだと思います。ところで、就職活動を行うにあたって、経法のカリキュラムで役にたったことはありますか。

中村さん:
特に法律の講義で、判例や学説を「自分ならどう考えるか」という視点で考えることが大切だと思いました。また、法律上の問題は、数学のように明確な答えを導き出せることが少ないので、問題を考える・解決するにあたっては、いかに相手に自分の意見を納得してもらえるかを考えて発言するようにしていました。このことは、論理的思考や積極性、コミュニケーション能力につながり、就職活動で人事の方や周りの就活生と話すときに役に立ったと思います。
私は岩本先生のゼミだったので、ゼミでの討論時、根拠のある意見を述べることや、司会時にみんなを参加させるためにはどうするべきかやまとめ方を考えながら出席していたので、そうした経験が特にグループディスカッションでは役に立ったと思います。

Q.ありがとうございます。中村さんの将来の夢を教えていただけますか。

中村さん:
私の夢は、かっこいい大人になることです。仕事で重役を任されるなど、毎日充実した日を送って、自分に自信を持てる大人になりたいです。また、教育業界に就職したので、がんばっている人を応援できる存在になりたいと考えています。

Q.今でも十分格好良いですよ。中村さんの将来に期待しています。では、経法の受験を考えている高校生や、在学生に向けて、何かアドバイスをお願いします。

中村さん:
就職活動中の後輩たちには、「自分に自信をもつことが大切です」と伝えたいです。自分に自信をつけるために自己分析をして、「自分は今までこれだけがんばってきたんだ!」という自信をつけて、それを企業の人に伝えるのが、自己PRだと思います。自分に対してネガティブな言葉しか思いつかない人は、発想の転換をすれば、長所が短所に、短所が長所に変わっていくと思います。
これから経法の受験を考えている高校生には、大学で何を学ぶかを考えてほしいと思います。暗記する授業ではなくて、考える授業が経法には多いと思います。必修科目がないので、自分の好きな授業を取ることができます。経済学の考え方と法律学の考え方はまったく違います。経済学と法律学の二つの学問を学び、何を共通しているのかと考えたり、自分にはどちらが合っているのだろうと考えて、思考のバリエーションを広げることができるのは、経済法学科だけであり、それが経済法学科のメリットだと思います。何かを考えるときには、材料が多いほうがいいと思いますし、いろいろな考えを聞くことで、自分の視野を広げることができます。自分の成長につながると思います。高校生たちには、ぜひ経済法学科に来て欲しいです。

***

中村さんは、講義中、チャキチャキしていて、何かと目立つ学生でした。
「困ったときの中村」で、講義中、よく当てましたね。
インタビューで久しぶりに会った中村さんは、随分と大人びていました。
就職活動が、中村さんを大きくしてくれたんだと思います。
将来の夢も大いに語ってくれました。その夢・希望を実現してくださいね。
夢・希望に向かって頑張っている最中に、壁にぶつかったときには、
ぜひキャンパスに戻ってきてください。
先生方が良き理解者・アドバイザーとなってくれます★

2014年2月27日木曜日

Shine like Stars-内定学生編 vol.1-

3月に卒業する学生に,就職活動の体験談を語ってもらいました。
後藤彩香さん(2010年入学 札幌手稲高等学校出身)の登場です。

4月からここで働きます!
Q:就職活動の成果を聴かせてください。

後藤さん:
内定は4社から頂きました。最終的には学校法人北星学園で働かせて頂くことになりました。

Q:エッ、来年度もキャンパスで会いますね! 就職活動中のスケジュールを教えてください。

後藤さん:
就職活動は、3年生の10月の下旬から、就職サイトの業界研究講座に参加したのが始まりです。12月に就活ナビがオープンしてからは、早速合同企業説明会に参加しました。一番最初にES(エントリー・シート)を出したのは1月でした。トータルで40社は超えていたのではないかと思います。面接は、最初にESを提出した企業を皮切りに、2月から始まりました。面接は、2次、3次と行う企業が多いので、ESを出したのと同じくらい面接も受けていたと思います(ES、筆記で落とされた企業もあるので())。面接は、集団面接→個人面接という流れの企業が多かったと思いますが、個人面接しか行わなかった企業もありました。1社あたり最終結果が出るまで、平均1ヶ月くらいかなと思います。中には23週間で結果が出る企業や、結果が出るまで2ヶ月ほど要した企業もありました。一番最初に内定を頂いたのは9月です。ほぼ同時に2社から頂いたのですが、両社とも辞退をしました。

(※ESとは,エントリー・シートの略です。就職活動の際に、大学時代に頑張ったこと、自己PR、志望動機などを記入して、企業に提出します。)

Q:就職活動中の悩み・苦しさ・大変さを教えてください。

後藤さん:
まず最初につらいと思ったことが、履歴書、ESが上手く書けないことです。就職活動を通して思ったのは、色んなエピソードがある人の方が有利だ、ということです。ESには、「○○について、あなたのエピソードを元に書いてください」といった変わった質問があります。文章が書くのが苦手でも就職支援課の職員さんに見てもらうことで、それは解決できるのですが、エピソードばかりはどうにもならないので、アルバイトだけしかやっていないと言う学生でも、アルバイトの中でいろんなことに挑戦したり、懸命に頑張ってほしいなと思います。好奇心旺盛でいろんなことに興味を持って欲しいです。
また、周りの学生が内定を取っていくなかで、なかなか内定を取れないことで、とても苦しい思いをしました。北星学園から11月に内定を頂いたのですが、それまで約1年間スーツを着ていました。いつになったらスーツを脱げるのかな…と、体力的によりも、精神的に苦しかったです。ですから、就職活動中は、気分転換を大切にして欲しいです。私は旅行に行ったりなど自分の好きなこともしていました。就職活動をしているからといって、自分のやりたいことをセーブする必要はありません。上手に両立してストレスを発散してほしいです。

Q:就職活動を行うにあたって,経法のカリキュラムで役にたったことはありますか。

後藤さん:
私は、ゼミナールが一番役に立ったと思います。私は岩本先生のゼミに所属していました。岩本ゼミでは、政治哲学に関わる正解のない問題(社会問題や倫理的な問題など)についてみんなで議論することで、いろいろな価値観を養うことができました。こうしたゼミナール活動は、他の学科にはないと思いますので、興味のある学生には是非参加して欲しいです。就職活動はいろいろな社会人と出会う場でもあるので、柔軟に考える力がとても役立ちました。また、今年度から基礎力養成塾も開講されたので(私のときはありませんでした)、経法にしかないカリキュラムにぜひ挑戦して欲しいです。

Q:将来の夢を教えてください。

後藤さん:
学校事務の仕事ですから、非常にマイナーな職業だと思います(注:そんなことありませんよ!)。私は、地元に貢献できるように頑張りたいと思っており、その中で北海道の経済、企業に貢献できる人材輩出という観点から、北星学園を志望しました。学生の皆さんが充実した学生生活を送れるように貢献するのはもちろんですが、さらに学生生活の中での経験をみなさんが社会人として働くうえで活かせるよう様々な面でバックアップできるよう頑張りたいと思います。

Q:経法の受験を考えている高校生に何か一言お願いします。また、現在就職活動に取り組んでいる3年生や、2年生・1年生にも何か一言をお願いします。

後藤さん:
まず、高校生の皆さんへ。皆さんの中には、受験が成功するかを心配している方、合格して大学生活に不安を抱える方、様々な悩みを抱えていると思います。私も高校生のときに大学受験と言うものはとてもプレッシャーでした。そして大学生活もとても不安でした。ですが、是非その不安を力に変えていろんなことに挑戦をして欲しいと思います。ご縁があって経済法学科に入学することになりましたら、私も皆さんの応援をしたいと思います。皆さんの周りの方は必ず応援してくれますよ。頑張ってください。
次いで、就職活動を控えている学生さんへ。
まず12年生に申し上げたいのは、就職活動を今から心配しないでください。心配することよりも私はいろんなことに挑戦して欲しいです。それは何でも構いません。サークル、アルバイト、学外の活動でも大丈夫です。必ずその経験があなたを大きくします、そして就職活動では心強い味方になってくれます。是非充実した大学生活を送ってください。3年生のみなさんには心配するなといっても無理だと思うので、是非これをやって欲しいと思います。それはSPI対策、新聞を読む、自己PRと学生時代に力を入れたことを書けるようになる、の3つです。これだけやれば他の就活生とも差がつきますし、いざ履歴書を書くときになってもあせらず落ち着いて準備できるようになります。また新聞を切りぬいてノートにまとめれば、それだけでエピソードになります。特に心配してどうしようもない方は、あらかじめゆっくり準備しておけば、精神的にとても楽です。はっきりいいますが、就職活動は大変です。でもそれだけ頑張れば絶対に神様は味方してくれます。頑張ってください!

チャペルにて!
Q:今日は忙しいなか、ありがとうございました。

***


学生の様子を見ていると,就職活動は本当に大変です。
学生の生気が奪われていくのが、目に見えて分かる。
しかし、それと同時に、学生は、就職活動を通じて、
そのありよう・人間性が磨かれていきます。
確かに、学生にとってはストレスフルな時間なのですが、
これも大人・社会人になるためのイニシエーションとして必要なのかもしれません。

本学には、就職活動を支援するキャリアセンターがあります。
また、先生方も、学生から働きかけてくれれば、
親身に就職活動のアドバイスをしてくれるでしょう。

学生視点にたった親身な教育が、経法のウリの一つです!

後藤さん、4月から現役学生のサポートを宜しくお願いします!