2023年9月30日土曜日

北星学園大学公開講座「データ駆動型社会における法と経済」第2回


公開講座,第2回でした。

来場してくれた皆様,ありがとうございました。

経法の最先端の研究,感じていただけたでしょうか。

また,次週もお願いします!


2023年9月14日木曜日

奥尻島訪問

9月初旬,海岸漂着物(海洋ごみ)調査のため,奥尻島に行ってきました。
 災害復旧・復興調査の過程で,気になりだした問題のための調査です。
ゼミ生に声をかけたところ,3名のゼミ生が参加してくれました。

宿泊先は,奥尻島西岸・神威脇地区のゲストハウスimacocoです。
本学英文学部のOB外崎雄斗さんが経営しています。


外崎さんも,海洋ごみの問題に心を痛めて,
ごみの回収~アップサイクル事業に取り組んでいます。



これらの海洋ごみを回収して,
アップサイクル化した製品がこちらです。



素敵ですよね。興味のある方は,上記のimacocoのウエブサイトまで!
あるいは,ゼミ生たちが何か企てを考えているようなので,
それを楽しみに待ってみてください!

僕は徹底した現場主義なので,実際に奥尻島を歩いて沿岸視察。
 腰の影響で半周48キロになってしまいました。
ゼミ生たちは,奥尻島の人たちと交流を深めつつ,
海洋ごみの現状を視察。
(その成果が上記の写真でした)。

参加したゼミ生と,
丁度時間が空いて参加してくれたゼミOBの感想です。

阿部巧磨君(2年)
実際に自分の目で海洋ゴミの実態を見て、何か出来ることを探して取り組もうという気持ちになりました。他にも日常生活ではなかなか体験できないことを楽しく出来たのでその体験を自分の成長に活かしていきます。

岡山夢空君(2年)
今回、奥尻島に行った僕の感想は まずはとても良いところだなと感じました。まず、人が暖かく自然も豊かなので過ごしやすい場所だと思いました。豊かな自然の中で特に海がとても綺麗でずっと見ていられると感じました。しかし、そんな綺麗な海にたくさんのゴミが流れ着いていて少し残念な気持ちになりました。そして、外崎さんが拾うのは簡単だけどそのあとが大変だと言っていたのがとても引っかかりました。 今後の活動に活かしたいです。

畠中圭太君(4年)
私は奥尻島では、島を回ってみたり、芋ほりしたり、海辺に座ってぼんやり海を眺めたりして過ごしていた。  その中で私は時間の流れがとてもゆっくりだったように感じた。奥尻島に行ったあと、札幌の街中を歩くとなんだか急かされているような気分になる。そう感じるくらい時間の流れがゆっくりだった。そうしたゆっくりとした時間の中で私は自分について久しぶりに考えることができた。自分のマイペースさも取り戻せた気がする。早い時間の流れに疲れたときには、奥尻島に行って自分の時間の流れを取り戻すのも悪くないだろう。

鈴木智明さん(2011年 本学科卒)
ゼミOBとして参加しました。 奥尻で出会う方々との交流、貴重で有意義な時間でした。天候にも恵まれ、最終日に奥尻ブルーの中でsupができたことは良き思い出です。 現役生の皆さんにとっても貴重な経験になったと思います。奥尻で見て聞いて感じたことに対して、自分の心がどう反応したのか。その反応に対して行動してみてください。それが学生生活の充実につながると思います。大学生活は良い意味でなんでもできます。 最後になりますが、今回ご一緒させていいただいた先生やゼミ生の皆さん、お陰様で楽しいひと時を過ごすことができました。本当にありがとうございます。

***

実は昨年も奥尻島imacocoを訪問させていただいたいのです。
昨年,訪問した学生たちは,
訪問後,いろいろと考えることができて,巣立っていきました。
今回,参加してくれた学生たちも,
今後,大学生活を送っていくにあたっての
モチベーションや着想などが得られたようです
参加してくれたゼミOBからも,学びがあったよう。
 連絡先を教えてください!と現役ゼミ生から申出が。

現役生たちの今後の活動と成長に期待したいです!
 僕も学生の学びに応えられるよう研究を進めていかないとなりません。

時間を見つけて参加してくれたゼミOBの鈴木君,
現役学生にいろいろな話しをしてくれて,
そして,生き様を見せてくれて!,ありがとうございます。

何よりも,素敵な空間を創り上げ演出してくれて,
目の前の問題に敢然と立ち向かっている外崎さん,
今回も,ありがとうございました!
僕もできることに取り組んでいきます。

今回の訪問とその後の取組み,
目を離せないものになりそうですよ!乞うご期待!

いつもの記念撮影…

ゼミ生提供です
(K.A.)

2023年9月11日月曜日

インターンシップの仲立制度のご紹介

札幌商工会議所からの情報提供です。
商工会議所が,学生と企業の間のインターンシップを仲立ちしてくれます★
 札幌商工会議所では,本学出身のOGOBも頑張ってくれています♥
是非,活用して下さい

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◆◆【通年募集中】全国の専門学校・短大・大学生・大学院生向け 

インターンシップ参加学生募集 ◆◆ 

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■特 徴:

➀札幌商工会議所が学生と企業の仲介を致します。

就職活動が始まっている学生だけではなく1年生から参加が可能で

③受入企業の多くが札幌企業のため、将来地元で働きたい学生の就職支援になります。

④受入期間は最短で1日間、最長で5日間になっております。※受入企業による。

⑤通年で学生の受付を行っておりますので、授業の合間でお申込をいただけます。

 

■期 間:通年で実施

■参加費:無料 ※企業によっては交通費の自己負担あり。

お申込・詳細はコチラ⇒https://internship2023.sapporo-cci.or.jp

                                

【問い合わせ】札幌商工会議所 産業部 人材確保・活用課 TEL011-231-1772




2023年9月5日火曜日

北星学園大学公開講座「データ駆動型社会における法と経済」

第46回北星学園大学公開講座は,経済法学科の担当です。
テーマは,
「データ駆動型社会における法と経済」 

現役学生の受講も認められています。
是非,この機会に,最先端の理論に触れて,
学びや学識を深めてください!

詳細は,こちらを参照してください!
最先端の議論,この機会を逃さないでください!


2023年9月4日月曜日

Diario di viaggio in Italia⑥

8月,イタリアの大学も夏期休暇です。
ほとんどの学生が帰省して,
大学も,そして街自体も静かになります。
大学,そして,大学の図書館も短縮開館となります。
 365日24時間仕事できますタイプの自分としては,
  1日中開いていて欲しいところですが…
  そこは,Do As Romans Do…(なのか???)

日本では,部活・サークル活動をしている学生が,
大学に出てきている,という光景がありますが,
イタリアの大学では,そういうことはなく,
大学は,学問をするところに特化しているようです。

ペルージャ大学は,1308年創設。
大学本部の建物には下のような紋章が掲げられています。


Studium Generale Civitatis Perusii
(ラテン語です-本学オープンユニバーシティで学べます)
市民が創り上げた大学,という誇りでしょうか。
しかし,大学という存在を表したものといえます。
日本の大学はどうなのか,どうあるべきなのか,考えさせられます。


ペルージャ大学のローマ法の先生と共同研究室を使わせてもらいました。

イタリアでは,人・本・資料ともに多くの出会いがあり,
いろいろなことを考えさせられました。
今は,PublicとPrivateの関係について考えていて,
イタリア(ヨーロッパ)と日本では,
その意味するところが違うように思いました。
そして,自由,個人主義についても,
日本で言われているところのそれと,
イタリア(ヨーロッパ)で考えられているところのそれとは
違うのではないか,と考えています。
日本は,自由のようで自由でない???

在外研究で得た経験と着想を,
研究と教育に反映していこうと思います。
こちらでの研究の成果
-ローマ法から現代法まで-,
来年度以降,随時,発表していきます。

何研究しに行ってきたんだと怒られちゃうかもしれませんが,
見つけた書籍や資料は多岐にわたります。
研究者にとって,まだ見ぬ書籍や資料と出会うのは喜びですね。

キャンパスに猫が住んでました
Diarioは,これで終えますが,
いろいろ学んだり,考えたことについては,
随時(勝手書くな!と怒られちゃうかもしれませんが),
ここでも報告させていただきたいと思います。

貴重な機会を与えてくれた
大学・学部・学科に感謝ですね。