内定学生シリーズ 第2弾!
中村瑞穂さん(小樽桜陽高校出身 2010年入学)の登場です。
ナイス・スマイル |
Q.就職活動はお疲れさまでした。活動の成果を聞かせてください。
中村さん:
内定を2ついただきました。株式会社ファミリー(教育業界)に就職することに決めました。
うん? |
Q.就職活動中ののスケジュールを教えてください。
中村さん:
12月1日に企業説明会に行って、そこから就活が始まりました。12月半ばに初めてESを提出し、全部で20社前後の企業にESを提出しました。一番早く面接をしたのが、1月の終わりから2月初めにかけてで、最初に内定をもらったのは、2月の半ばです。就職する企業には6月に内定をもらいました。
Q.就職活動中、大変だったことは何ですか。
中村さん:
選考が進むにつれて、選考日程が重なってしまうときは大変でした。また、選考中、特にグループディスカッションで、自己主張の激しい人などと一緒になったときも、大変だと感じました。選考に落ちたときは、確かに「つらい」と感じましたが、私は「私を落とすなんてもったいない!」と思考の転換をしながら、次の企業に臨んでいたので、落ちたときなど苦しさはあまりありませんでした。私は、就職活動は自分を成長させるための機会だと思います。そう思うと、「つらい」と感じたことはありませんでしたね。
パソコン・ルームにて。 卒業旅行のシオリ作成中??? |
Q.頼もしいですね。自分を成長させる機会、まさにその通りだと思います。ところで、就職活動を行うにあたって、経法のカリキュラムで役にたったことはありますか。
中村さん:
特に法律の講義で、判例や学説を「自分ならどう考えるか」という視点で考えることが大切だと思いました。また、法律上の問題は、数学のように明確な答えを導き出せることが少ないので、問題を考える・解決するにあたっては、いかに相手に自分の意見を納得してもらえるかを考えて発言するようにしていました。このことは、論理的思考や積極性、コミュニケーション能力につながり、就職活動で人事の方や周りの就活生と話すときに役に立ったと思います。
私は岩本先生のゼミだったので、ゼミでの討論時、根拠のある意見を述べることや、司会時にみんなを参加させるためにはどうするべきかやまとめ方を考えながら出席していたので、そうした経験が特にグループディスカッションでは役に立ったと思います。
Q.ありがとうございます。中村さんの将来の夢を教えていただけますか。
中村さん:
私の夢は、かっこいい大人になることです。仕事で重役を任されるなど、毎日充実した日を送って、自分に自信を持てる大人になりたいです。また、教育業界に就職したので、がんばっている人を応援できる存在になりたいと考えています。
Q.今でも十分格好良いですよ。中村さんの将来に期待しています。では、経法の受験を考えている高校生や、在学生に向けて、何かアドバイスをお願いします。
中村さん:
就職活動中の後輩たちには、「自分に自信をもつことが大切です」と伝えたいです。自分に自信をつけるために自己分析をして、「自分は今までこれだけがんばってきたんだ!」という自信をつけて、それを企業の人に伝えるのが、自己PRだと思います。自分に対してネガティブな言葉しか思いつかない人は、発想の転換をすれば、長所が短所に、短所が長所に変わっていくと思います。
これから経法の受験を考えている高校生には、大学で何を学ぶかを考えてほしいと思います。暗記する授業ではなくて、考える授業が経法には多いと思います。必修科目がないので、自分の好きな授業を取ることができます。経済学の考え方と法律学の考え方はまったく違います。経済学と法律学の二つの学問を学び、何を共通しているのかと考えたり、自分にはどちらが合っているのだろうと考えて、思考のバリエーションを広げることができるのは、経済法学科だけであり、それが経済法学科のメリットだと思います。何かを考えるときには、材料が多いほうがいいと思いますし、いろいろな考えを聞くことで、自分の視野を広げることができます。自分の成長につながると思います。高校生たちには、ぜひ経済法学科に来て欲しいです。
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中村さんは、講義中、チャキチャキしていて、何かと目立つ学生でした。
「困ったときの中村」で、講義中、よく当てましたね。
インタビューで久しぶりに会った中村さんは、随分と大人びていました。
就職活動が、中村さんを大きくしてくれたんだと思います。
将来の夢も大いに語ってくれました。その夢・希望を実現してくださいね。
夢・希望に向かって頑張っている最中に、壁にぶつかったときには、
ぜひキャンパスに戻ってきてください。
先生方が良き理解者・アドバイザーとなってくれます★