全日本証券研究学生連盟が主催した2021年度「証券ゼミナール大会」に南ゼミの3年次4名が討論者として参加しました。(論文執筆はゼミ生6名の合同作業でした。)
「証券ゼミナール大会」は1980年度に初めて開かれ、毎年12月には東京で全国大会が開催されています。しかし、昨年度と今年度はオンライン大会となりました。
全国大会では、証券・金融をテーマとする研究会や大学のゼミに所属している学生たちが1年間の研究成果をまとめた論文と討論を通じて競い合います。今年度は全国の28大学・42団体・485名の学生が集まりました。
今年の南ゼミは「資産運用を促進するための金融教育」をテーマとして、事前にアンケート調査を行い、論文執筆とプレゼン動画を作成して大会に参加しました。(動画はこんな感じです。)
同じテーマの討論ブロックには、関西学院大学、拓殖大学、東海大学、そして立教大学のチームが名を連ねました。討論は朝9時から午後7時まで続き、全国大会が初めての学生にとってはかなり長い闘いだったと思いますが、南ゼミの参加者全員最後まで集中力を失うことなく、白熱の討論に励んでくれました。指導教員としてとても嬉しく思います。
以下は参加した学生からの感想です。
尾口 大稀君(札幌北陵高校、2019年入学):
今回担当したところは自分が興味を持っていたところだったので割と入りやすい議題でした。実際に討論してみて周りの大学は自分達の一歩二歩も上手でしたがこのようなことを話す機会もなかったので貴重な体験だったと思いました。
植田 奈菜加さん(北海道北広島高等学校、2019年入学):
準備では自分達でアンケートを作り、実施し、論文を作りました。討論会を通して、初めて他の大学の方たちとの交流をし、日本の金融教育について、とても勉強になりました。この経験を今後も活かしていきたいです。
中野 岳君(札幌英藍高等学校、2019年入学):
準備段階ではできる限りの情報をもとに論文を作成しました。当日は、他校の方々の発表を聞きながら、新たな情報や見解に触れることとなり、金融教育に関する知識の幅が広がったように感じました。
土井 咲楽さん(札幌市立啓北商業高校、2019年入学):
他大学と議論を進めていく中で、より多くの知識を身につけることができたと思います。初めての討論会ということもあり緊張しましたが、とても貴重な経験になりました。ありがとうございました。