2014年4月6日日曜日

経法スタッフから「いらっしゃいまし」。

オリエンテーション・入学式も終わり,
今週から,いよいよ講義が始まります。

2014年度を迎えるにあたって,
経法の先生方からお言葉をいただきました。

増田先生:
新入生の皆さん。
経済法学科へのご入学おめでとうございます。大学生としての生活が始まります。以下は私からのアドバイスです。1.これからの4年間、心も身体も健康第一に過ごしましょう。2.自由な時間はすべて自分の好きなことに使いましょう。3.履修登録した講義には必ず、出席しましょう。
在学生の皆さん。
今年も健康第一で勉強やクラブ活動、アルバイトをしっかり頑張りましょう。

岩本先生:
権力と権威につねに厳しい批判の目を向けてください。批判は、批判する相手とつながろうとする《参加の意志》と、批判によって相手が変わるはずだという《希望の表現》です。また、批判は、相手を最後まで見届ける責任を批判する当の本人に負わせます。「仕方がない」とつぶやいて、批判をやめたとき、私たちは批判的な態度がもつ、参加や希望、責任といった《美徳》をも失ってしまうのです。そして、学生の皆さん、何よりも自分を批判してくれる友達を大学生活のなかで見つけてください。厳しい批判者や頑固な反対者が、一番あなたを成長させるからです。

齊藤先生:
大学時代には、いろいろなことを幅広く経験してもらいたいと思います。でも、わざわざ入学試験(推薦入試も含めて)を受けて大学に入学して、学費を払って何年も通うというわけですから、そこまでして大学に来る目的は何かと言えば、「勉強すること」でしょう。たとえ他の人が何と言っても、僕は、みなさんがこのキャンパスの一員となる目的は、「勉強すること」だと信じたいのです。

みなさんの「勉強すること」という目的は、最先端の研究や学問の深みに触れることによって、達成されるのではないでしょうか。自分で本を読めば済むことや、自分で問題集を解いたり予備校に通ったりすれば済むことのために、高いお金を払って大学に来るわけではないでしょう。

大学教員は研究者です。教員の学問研究のエッセンスは、授業を通じて学生のみなさんに伝わることでしょう。また、大学の教員は、1人1人が自分の研究室を持っています。そこは、研究者の研究資料の宝庫であり、最新の研究を進める「秘密基地」でもあります。みなさんは、学生の特権として、教員の研究室を自由に訪問することができます。なんでも質問して、納得するまで説明してもらうことができます(忙しいときは勘弁してね)。

みなさんの「勉強すること」という目的が、経済法学科においてよりよく達成されることを祈念いたします。

長屋先生:
新入生の皆さん。
入学おめでとうございます。
大学生になり、やりたいことが沢山あるのではないでしょうか。
色々と欲張って経験できるのも、大学生の特権。
自分らしい四年間が過ごせるよう、応援しています。
在学生の皆さん。
春は心機一転のチャンス。
何かへのチャレンジ、まだまだ間に合いますよ!

竹田先生:
新入生の皆様、入学おめでとうございます。
41日からのオリエンテーションでみなさんには、消化することのできないほどの質と量を持った情報が流し込まれています。流し込む側に立っている者として、いささか心苦しいですが、みなさんにはもう少し、そのような情報の洪水にさらされることを覚悟してもらうしかありません(ホントウニモウシワケナイ…)。

閑話休題。
160,000円、これが高卒初任給の平均だそうです。仮に、大学に入るという選択をせずに、みなさんが高校を卒業してすぐ働きだし、そのまま4年間働いたとした場合、みなさんには約8,000,000円の収入があったことになります。

このことで私は、みなさんの「大学に入る」という選択が間違っていたとか、損であったなどと言いたいのではありません。むしろ、これから始まるみなさんの4年間は、この、得られたかもしれない8,000,000円に見合う(あるいはそれ以上の)価値をもつものでなければならないでしょう。

これからみなさんが大学の内外でどのような経験知を得ることができるか。考え出すときりがないですね。その中には、みなさん自身が現段階で絶対に想像できないような体験もあるはずです。大学の講義や自身の勉強で得られる知識はいうまでもありません。サークルなど多種多様な人間関係(それは楽しくもあり、時には苦痛でもあるでしょう)。アルバイトで得られる「社会人」としての体験。留学して触れる異文化。あるいは日本一周、世界一周といったこともできるでしょう。ときには、どれだけ敲いても「自分で閂をあけろ」としか言われず、閂の開け方を問えば「それも自分で考えろ」と言われ、夕闇の門前に途方に暮れることもあるかもしれません。

4年後。卒業を間近にして振り返ったとき、自分の過ごした4年間にみなさんはいくらの値段をつけるでしょうか。プライスレスと結論づけるのは短絡に過ぎるでしょうか。ありきたりの結論と言われるかもしれません。しかし、私自身の4年間を思い出すにつけ、多くの人の話を聞くにつけ、大学生活にはどんな値段も付けようがない、それほど楽しく輝いていた時間だったとしか思えないのです。

足立先生:
ついに始まってしまいました,2014年度。僕も頑張るので,新入生・在学生の皆さんも頑張ってください!今年度の足立も,要注意人物です。やばいぞ,あいつは。


篠田先生:
新入生へのことば
ご入学おめでとうございます。
「学に生きる」身となったからには(「学生」という漢語を書き下し文にすると「学に生きる」になります)、18時間週40時間を最低の勉強時間とするような生活をしましょう。俸給生活者たちの基本も18時間週40時間の労働ですから、それと同じようにやりましょうということです。講義を受けている時間もこの8時間・40時間に含まれますから、これは決して難しい目標ではありません。
わかりますように、この目標はお勉強も週休二日の設定になっています。その二日でしっかりリフレッシュしましょう。

まあ、そうはなかなかうまくいかないのが人生であり、とりわけ青春ですが、オンとオフの切り替え・メリハリをつけること、これ、経験的に明らかな<必勝パターン>のひとつです(<必勝パターン>:若いころの、といっても三十台ですが、椎名誠がエッセーでよく使っていたフレーズです)。
ってなことで、よろしく。

どうか皆さんに良き導きの光が照らされますように。



★★★
新入生の皆さん

履修登録や学生生活で何か不安!に思うことがあったら,
気軽に先生や先輩に声をかけてください!!!

★★★

2014年度経法ライフの始まり始まり…。