Qワークショップ(2泊3日)の内容(スケジュール)を教えてください。
吉田:
1日めは、福島に着いた後、「桜の聖母短期大学」のキャンパスで、開会式、会場校活動発表と参 加大学および参加者の紹介を行いました。その後、会場であるホテルに移動して、最初のグルー プワークを行い、夕食後も、グループワークをしました。
1日めは、福島に着いた後、「桜の聖母短期大学」のキャンパスで、開会式、会場校活動発表と参 加大学および参加者の紹介を行いました。その後、会場であるホテルに移動して、最初のグルー プワークを行い、夕食後も、グループワークをしました。
2日めも、午前・午後・夜とグループワーク。
3日めは、午前に最終グループワークを行い、閉会式を行って解散しました。
Q「桜の聖母短期大学」のキャンパスの様子は、どんな感じでしたか。
斗澤:
キャンパスは狭めで、少人数で使用できる教室が目立ちました。壁に英語で書かれた作品が貼ってあり、大学というよりは高校のようなキャンパスでした。
Q最初の自己紹介はうまくいきましたか。
斗澤:
自己紹介は前日のリハでアドバイスしていただいた部分を本番で修正することができ、練習よりはうまくできたと思いました。初対面の人にスクリーンを使って発表することができて自信になりました。他大学の自己紹介はとてもユニークでおもしろく、私たちの自己紹介は発想が固かったと反省しました。
Qワークショップの具体的内容は、どのようなものでしたか。
吉田:
他の人の鏡になってその印象を本人に伝え、自分の考えを再認識したり、理解を深めたりするものでした。
Qそれぞれのグループで、どのようなワークをしましたか。
吉田:
自分が「学ぶ」理由などを相手に話して、相手にはどう伝わったかをエゴマップで書いてもらいました。
斗澤:
1日めは、交流を深めるために「他者を知る」ということを行いました。自分の好きなものやお気に入りを書き出して他者に説明し、これらの作業を夜までひたすら行いました。2日目は、「学ぶ意味」について段階を踏んで考えていき、夜のワークで発表を行いました。3日目は、自己の振り返りをしました。
Q全国の諸大学の学生と交流して感じたことはありますか。
斗澤:
一人ひとりの学ぶ意味はやっぱり違うことに驚いたし、勉強になりました。3日間一緒に過ごしていく上で、方言や生活習慣の違いなども目立ち、おもしろかったです。それぞれ福島に来た目的は違うけれど過ごしやすい雰囲気で生活できたのはみんなが大人だからだと思いました。
吉田:
他大学の学生は意識も高く、目標がはっきりしていました。私たちもしっかりしないとならないと思いました。
Q学びの成果を教えて下さい!
吉田:
視野が広がったと思います。今回の「学び」というテーマだけでも、学び=勉強と考える人もいれば、人間関係と考える人もいたことや、「誰のために学ぶか」に対して、大学のためなど色々な考えが聞けて良かったです。あと、話せるってことがすごいなって思いました。主体性や発信力、傾聴力がある人が多かったので、自分もその力をつけたいと思いました。グループワークでは、発言しやすい空気や楽しい空気の空間づくりも大切だと感じました。あまり知らない人と関わるのが得意ではないのですが、参加してみてとても楽しかったです。挑戦して良かったです。
斗澤:
成果はこれからだと思っていますが、他大学の人のおかげで頑張らなきゃ、みんなでこれから頑張ろうっていう思いは強くなりました。
Qワークショップの終了後,飛行機までの空き時間を利用して,被災地巡りをしてきたとのこと。どうでしたか。
吉田:
震災の知識がなかったので、あまり現状と震災直後の違いを比べることができませんでした。少し勉強しておけば良かったと思いました。ボランティアにもチャレンジしてみたいです。
Qその他、これだけは言っておきたい、ということがあれば。
斗澤:
福島で過ごした3日間で自分を振り返ることができたし、他大学の人の考え方に触れることができ本当に貴重な経験をさせていただきました。他大学の人と交流でき、本当に楽しかったです。中嶋先生、金子先生ありがとうございました。
***
お二人とも良い経験をしてきたようですね!
学びの成果を今後の大学生活に活かしてほしいです★
nice smile! 奥は,心理コミュニケーション学科の福島君です! |
中嶋輝明先生(本学文学部・教授)
今回のワークショップは「『学ぶ』ことについて学ぶ」というテーマでした。「そもそも自分(人)は、なぜ、何のために学ぶのか」という問題はどこかに「正解」があるわけではなく、1人ひとりが自分なりの答えを見つけていかなければなりません。斗澤さんも吉田さんも、全国から集まった他大学の学生との間でいろいろな考えを交わすことを通じて、自分の過去、現在、そして未来を少し見つめ直すことができたのではないかと思います。ともすれば何となく過ごしてしまいがちな大学生活ですが、今回の参加をきっかけに少しの「心がけ」を大切にしてこれからの日々の学びが意義のあるものになるように願っています。
金子大輔先生(本学経済学部・准教授)
今回のワークショップは、まさに会場に缶詰になって、ひたすら考えることが求められました。ただ、1人で考えるわけではなく、小グループの中で考えるわけですから、他者が自分の鏡となり、自分の新しい側面に気付くことができたのではないでしょうか。福島までわざわざ出かけ、実際に顔をつきあわせて行うからこそ得られた経験だと思います。「経験すること」は将来の自分にとって、大変大きな意味を持つと思います。被災地を自分の目で直接見たからこそ、感じたこともあるでしょう。そうして得られた「何か」を、今後の大学生活だけでなく、卒業後の自分自身の人生においても、活かすことができると良いなと思います。
お土産いただきました。 お気遣い thank you. |