大学は6月下旬から試験期間になりました。
7月いっぱいまで続くようです。
図書館,校舎内のテーブル,
さらには,そのテーブルを中庭に持ち出して,
学生たちは勉強しています。
こちらの試験は,口頭試問形式の試験もあり,
学生たち必死で勉強しています。
イタリアでの在外研究の一つの目的が
ローマ法研究の問題意識の鋭敏化。
古代ローマの遺跡の視察も行っています。
(観光ではありません…。)
『ローマ』
『ポンペイ』
古代ローマの土地所有権の法的性質についても,学者の間で議論があり…,
僕も一方の立場の賛成者でしたが,
遺跡を改めて観てみると,問題意識の転換が生じてきました。
その成果は,来年度から公表していきたいと思います。
そして,在外研究のもう一つの目的が,
現代私法学のコペルニクス的!転換を図ることでしたが,
(今のところ)こちらでその刺激を受けることはありませんが,
その構想が着々と芽生え形になりつつあります。