10月10日(金)5限(16時20分~18時)
法テラス札幌 副所長 川上有弁護士をお招きして,
法学講演会を開催しました。
学生が選んだ講演会のテーマは,
「『痴漢冤罪事件』を素材に刑事裁判手続を考える」。
まずは,学生による
判例解説,
実演映像!
事件についてのパネルディスカッション
で,受講者に基礎知識をお伝えして…本番。
解説中。頑張っています! |
刑事事件の弁護を得意とする川上先生から
テーマについての“熱い”講義が展開されました。
熱い講演です! |
初めて聞く実務家(弁護士)のご講演に学生は圧倒されていました。
今回,講演会の企画をした学生の感想です。
井上大輔くん (旭川東栄高校出身 2013年入学)(リーダー)
約2か月かけて準備した法学講演会が終了しました。「痴漢冤罪事件」をテーマとして選びましたが、この事件は刑事裁判です。普段私たちが勉強しているのは民事裁判なので、刑事裁判の勉強が必要でしたが、それを怠ってしまいました。その結果、講演会約1か月前に弁護士の川上先生に企画内容を全面的に白紙、さらにもう一度、計2度白紙にされました。そこから1か月は、前に進むことだけを考えがむしゃらにやり、なんとか当日の午前中に原稿を完成させました。
講演会は無事終了しましたが、メンバー全員満足出来ませんでした。しかし、本気で取り組んだこの2か月はとても充実していて、様々な経験を積むことができ、大きく成長できたと思います。この経験を次の機会で活かし、さらに成長していきたいです。
最後に、この講演会が行えたのは多くの方々の支えがあったからです。支えてくれた方々、本当にありがとうございました。
不測の事態にも、柔軟に対応していましたね。 |
猪早愛利くん (芽室高校出身 2013年入学)(サブリーダー)
この講演会では、サブリーダー、パネラーを経験しましたが、他のメンバーにはたくさんの迷惑をかけました。ですが、メンバー、サポートして下さった先輩方にも恵まれ何とか講演会を無事終えることができました。
7月末に企画が発足し、講演会本番を迎えるまで様々なことがありました。川上先生を2度目に訪問した時には、一から考え直しと言い渡されたことが今でも強く印象に残っています。そこで下をむかず進むことができたのはメンバー同士が助け合えたからこそだと思います。改めて、仲間の大切さを感じさせられました。
今回の経験を、今後のゼミ活動や学校生活で生かしていきたいと思います。最後に、法学講演会にご協力頂いた方々には大変感謝しています。ありがとうございました。
練習の成果が出ました! |
講演会終了後,企画した学生たちは,
企画をやり遂げた充実感・達成感に加えて,
「もっとできたんじゃないか」という渇望感をもったようです。
―チームで企画を作っていくことの楽しさも学んだ-
その気持ちを大切にしてください。
6人の精鋭たち。充実の笑顔。 |
***
講演会終了から10日後,
講演会のご報告に,法テラスを訪問したところ,
法テラス事務局長から,「頑張った」との
ねぎらいの言葉をかけられたようです。
準備段階から,学生たちに懇切な指導をしてくださった
法テラス札幌スタッフの皆様に感謝します♥