2015年1月8日木曜日

大学対抗法律討論会~長屋ゼミ・チームTJ編

昨年12月20日(土)に本学で実施された第五回大学対抗法律討論会。
今年度の長屋ゼミでは、1チーム約10人として2チーム出場しました。
そのうち、今回は、第一試合に出場した長屋ゼミ<チームTJ>の様子をお伝えします。






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10月27日の問題配布から始まる法律討論会には、約二ヵ月の準備期間があります。

この後、資料探しに図書館へ走りました。
問題や実施要項は、所定の時間に法律討論会用のウェブドライブへアップされるので、それを各人がダウンロードしてゼミに持参します。
その後、最初のゼミで、各グループのリーダー・副リーダーを決め、リーダーを中心に今後のおおまかな方針を決定していきます。






教員からのアドバイス無しに勉強を進めなければならないため、ゼミの時間以外にも、各人が空いている時間を利用して勉強会が進められます。

論点や作業毎に役割分担を決め、自分たちの主張をまとめた最初の提出書類(準備書面)を作成します。
作成した書面は、提出期日の指定時間に、ウェブドライブへアップしなければなりません。
一つの問題の中に、論点が一つとは限らないのが難しいところ。さらに、様々な解釈ができる事実関係を、どう読み解くかも重要なポイントです。
法律の学習では、図を描くことで、ヒントが浮かぶ場合もあります。







また、勉強以外にも、様々な問題が起こることもあったり、なかったり。
そんな時、解決に向けてどう行動するべきか、人間的な成長も試されます。

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【チームTJ・参加者の声】全員2012年入学。( )内は出身高校。

深澤亜佳莉(札幌清田高校)
法律討論会に参加して、一番感じたことは、協力することの大変さと大切さでした。自らがチームに協力するよう心がけることはもちろんのことですが、一方的に協力するのではなく、相手の考えも理解した上で行動しなければ本当の意味での「協力」にはならないのだと学ばされました。私自身そういった協力ができていたかどうか考えさせられる部分は多々ありますが、1人では絶対にできなかったことだったのは確かであり、このチームで本当に良かったとも思います。4年次ではこの経験を活かして就職活動や勉強を頑張っていきたいです!

荒井悠志(帯広北高校)
法律討論会は自分の中でとてもいい経験なりました。同じチームだったメンバーと仲を深めることできたとの共に、毎日夜遅くまで残ってやっていたので大きな達成感を得ることができました。当日はあまりみんなの力にはなれませんでしたが楽しかったです。法律討論会に出てよかったなと思います。

小林由佳(札幌大谷高校)
討論会は、準備から本番までの道のりが長くとても大変な毎日でしたが、とても貴重な経験となりました。活動していく中で、多くの困難にぶつかりましたが、それを乗り越え精神的にも知識的にも成長できるよい機会となりました。
                                    
大滝英里子(函館中部高校)
法律討論会の準備を始めてからの間、本当にいろいろなことがありました。一言で言うと、無事に終わって良かったなぁという安堵につきます。本番があっという間に感じるほど何事もなく無事に終えられたのは、やはり周りのみんなのおかげだと思います。私を支えてくれたチームメイト・友人、長屋先生、身近な人に感謝でいっぱいです。

佐々木美保(市立札幌大通高校)
私は法律討論会で、意見を伝えることの大切さを学びました。自分の意見に対する意見を聞いたときは、それを受け入れるだけではなく、疑問点を言うように心掛けました。そうすることで、自らの意見をより強くすることができるし、異なる視点から新たな発見をすることができました。また、今までは人に言われたことを鵜呑みにすることが多く、意見をもつことが少なかったのですが、この経験を通して、自分自身の意見を言えるのだと気づき、大きな自信になりました!

岩倉加奈子(岩見沢西高校)
討論会本番は、あっという間でしたが、チームの皆さんと討論会に向けての準備や勉強会を2ヶ月間頑張った成果が発揮でき、頑張ったてやってよかったなと思っています。また、私自身、他大学の方々との討論会に参加するのは初めてだったのですが、いろいろと勉強になることも多く、貴重な経験となった討論会でした。

柳元貴成(函館西高校)
今回の大学対抗法律討論会は私にとって、とても貴重な体験になった。空いている時間に仲間で集まって役割を決めて戦略を立てたりするのはゲームのようでもあり、とても楽しかった。期限が近づくにつれて仲間同士で揉めたこともあったが、その衝突は私たちのグループにとって良い刺激になったと思う。討論会本番は自分でも驚くほど落ち着いており、冷静に臨むことができた。この機会に培ったものを今後の自分の人生の糧にできればと思う。

竹生 更(札幌平岡高校)
討論会に向けた勉強会の中でみんなで、様々なことを考えたり悩んだりしました。時間が限られている中11人で進んでいくことは簡単ではなかったです。しかし、討論会が終わった今、振り返ってみると参加できてよかったという気持ちでいっぱいです。そして、このような機会を与えてくださった先生方、一緒に活動してくれたゼミ生に感謝しています。ありがとうございました♡

横山智一(石狩翔陽高校)
今回討論会を通して自分の意思を伝えることの難しさや多くの人で学習を進めていくことの難しさなど学んだことが非常に多かったように思います。時には雰囲気が悪くなってしまうこともありましたが、自分にとってとても有意義な時間を過ごすことができたと自信を持って言えます。法律討論会携わっていた方すべてに感謝をしています。ありがとうございました。

廣中習人(札幌日大高校)
キツかった。終わった時正直そう感じました。しかし、そう感じられたの自分なりにちゃんと取り組めたからだと思います。僕たちのチームは色々ありましたが、最後はみんなで協力し、充実したものとなりました。もう一度やりたいとは思いませんが、とても良い経験となりました。

田尻颯太(旭川西高校)
今回の法律討論会を通して多くのコトを経験し、感じ、得たと思っています。勉強会をリードしてくれる人、場を盛り上げて和ませてくれる人、揉め事があった時に間に入ってくれたり細やかな気遣いをしてくれる人、物事を客観的に見て叱ってくれる人など、自分にはない様々な色々を持った考え方や能力を持っている人と一緒に作業するからこそ、チームなんだということを痛感しました。正直、チームのみんなや先生にたくさん迷惑をかけてしまいました。でも、だからこそ、今回の経験をそう遠くではないだろう将来に活かしていきたいと思います。そして、自分が思い描く理想に少しでも近づけるような努力をしていきたいと思います。チームのみんな、長屋先生、ありがとうございました。

お疲れ様でした!