続けて参加してくれている学生と,今回1年生も来てくれました。
傍聴では,慶応大学に留学している中国からの留学生との出会いも。
夫婦別姓問題について,社会学の見地から研究している,とのこと。熱心ですね。
学生ともども刺激を受けました。
傍聴に参加した学生からコメントをもらいました。
酒井君
第3回目までの訴訟の傍聴を通して、訴訟の当事者の立場に立ち、実際に重要となる問題の点を、事前に判例や訴状・前回の報告会等の経験を活かして読み取る力がついてきたように感じました。実際に傍聴に足を運び、内容理解さらに報告会に参加することにより原告や弁護士がどれだけ夫婦別姓の改正に想いをこめているかは目と耳で確認することでしか得られない体験で、法律を勉強していく上でも大切な経験ができていると日々実感しています。『日本だけが未だ認められていない夫婦別姓』だからこそ多くの人がこの問題に関心を持つ機会が与えられている状況で、これからどのような判断がなされていくのか、これからも関心をもって過ごしたいと思います。
岩井君
第2回裁判期日に比べ、裁判官の受け答えに人間らしさが見受けられ、面白味を感じた。また、今回傍聴するにあたって裁判所に赴いたことで、通称使用でしか旧姓を名乗れない事の苦悩を語ってくれた方と、実際に夫婦別姓が認められている国から来日して問題に向き合っている方との出会いがあった。所属しているゼミでは、討論会のテーマとして夫婦別姓問題を扱っており、今は討論会に向けてこの問題が抱える憲法問題について学んでいる最中だが、討論会終了後も問題について考え、裁判の行方に注目していきたい。
及川君
僕は夫婦別姓問題についてはニュースで見聞きした程度であまり詳しくは知りませんでした。本日は当事者の方々がどう不自由でどのような改善を望んでいるのかを実際に話を聞き、肌で触れて感じることができました。
***
学生たち,刺激を受けたようです。
その刺激を,大学での勉強のモチベーションにして欲しいです★