2014年7月7日(月)4限(14時30分~16時10分)A館300号教室にて、
「担保物権法講演会-実務家・学生と考える抵当権」が開催されました。
講師は、北洋ビジネスサービス(株)佐藤聡彦先生です。
佐藤先生からは、銀行融資実務と担保物権法の関わりについて、
実務家の視点から、懇切なご講演をいていただきました。
学生たちは一生懸命、ノートを取っていました★
講演会の後半では、
企画した学生によるパネルディスカッションが行われました。
抵当不動産に渡り廊下が設置された事件について、
二人の学生が、ディスカッションを繰り広げました。
企画した学生のコメントです。
まずは,リーダーを務めた阿部元哉君(2012年入学 北星学園大学附属高校出身)
「この講演会を通して、一人一人の意識が変わり同じ目標を目指した時に、メンバー同士で真剣に議論できたので、本当に良いチームができたと思います。これからのゼミ活動でも継続させて行きたいです。4年生の先輩方には、いつもサポートやアドバイスをして助けられたので感謝しています。また、後輩達には活動に参加していた人はもちろん、参加してなかった人もリハーサルと本番も見に来てくれたので、来年の担保物権法講演会には期待しています。」
サブリーダーを務めたのが、同じ高校出身のこの二人。
鈴木改生君(2012年入学, 市立函館高校出身)
「今回、担保物権法講演会を経験して、「仲間の大切さ」を身にしみて感じさせられました。講演会のテーマを決め、それが没になったり、テーマが決まりシナリオを考えていくときに本当にこれでいいのかと、もがき苦しんだりしたときに仲間同士で「支えの言葉」であったり、「頑張ろう」などの鼓舞するような言葉を掛け合ったりしていました。そうしたことで苦しかったときも、くじけそうになったときも諦めずにやってこれました。また、仲間と一丸となって同じ目標に向かって、それを成功させることができた、この経験は忘れられないし、これから先、あらゆる場面で活かしていきたいと思います。最後にサポートしてくれた先輩方には感謝しています。本当にありがとうございました。」
稲波航平君(2012年入学 市立函館高校出身)
「約3か月準備を進めてきました担保物権法講演会が無事終了しました。
サブリーダーとして活動してきましたが、力不足でリーダをはじめとするメンバーに迷惑をかけました。しかし、みんなの力で何とか形にすることができました。
今回扱ったテーマである、「渡り廊下問題」にたどり着くまで様々なことがありました。
何回もダメ出しをされ、テーマが変わりそのたびに内容を詰めていく、その繰り返しでした。
途中で、講演会に対する情熱を失った時期があったのも事実です。しかし、何とか形にできたのはメンバーそれぞれの努力の結果です。
話は変わり、今回扱った「渡り廊下問題」は、担保物権法はもちろん、物権法をはじめとする民法の考え方を基礎にして簡単に答えが出せない問題をどう解決するか考えるテーマでした。そのことがパネルディスカッションで聴衆に伝わったと思います。」充実の笑顔です。 |