本日,フランス留学に出発しました。
留学前の忙しいときに,無理を言って,
インタビューをさせてもらいました!
Q まず,自己紹介をお願いします。
藤巻君:
こんにちは、藤巻海斗です。2015年に北星学園大学経済学部経済法学科を卒業しました。それからはアルバイトで留学資金を貯め、今年の9月にフランスの大学の修士課程に入ります。
Q 留学先の大学を教えてください。
藤巻君:
僕が入学する大学はオルレアン大学といいます。オルレアンはパリから約130km南西に位置して、電車で約1時間、人口は約11万人と中規模の都市です。オルレアン大学が設立されたのは1306年、鎌倉幕府末期からある大学です!様々な学部があり、約1万6千人の学生が在籍しています。キャンパスは非常に広く自然も豊かで素晴らしい環境で勉強ができる大学です。
Q 留学をしようと思ったきっかけは何ですか。
藤巻君:
もともと自分が活躍できる場を海外にも広げたいという目標はありましたが、留学を考え始めるようになったのは大学2年生の春休みに海外事情という授業でフランスに訪れたときのことでした。行く先々で意見を求められました。協調性のない人間だと思われたくなかったので、どっちつかずの意見を述べると、聞いていた人からは「えっ、それで!?」という反応だけが返ってきました。きっと僕に限らず日本人であれば、自分の意見はほどほどに述べ、多くを語らないのが礼儀だという認識がありますが、そうしてしまうとフランスでは会話がしらけてしまい、歯がゆい思いだけが残ります。
海外で大切なのは自己主張です。自分は何がしたいのか、自分はどう思うのか、これをはっきりと述べなければなりません。そして自己主張ができるというのは一種の能力です。このようなことは日本にいるだけでは知ることも学ぶこともないと痛感し、世界にはまだまだ知らなければいけないことがあると思ったため、留学を決意しました。
Q 留学先では,何を学ぶのですか。
藤巻君:
僕が入るコース名はLanguage, International Business
and European Managementといいます。授業は英語で行われます。このコースはヨーロッパを専門に多国籍企業で働く人を養成することを目的としているので、ヨーロッパのマネジメント、法律、金融を主に学びます。学生は世界中から来ますので、国際色豊かな環境で勉強ができます!
Q 留学のための勉強は何をしましたか。
藤巻君:
主に語学です。大学院に入るには、志望動機書と研究計画書を英語で書かなければいけませんでした。外国語でエッセーを書くのは初めての試みで、さらに書いた文章を自分で添削していたため、正しく書けているのか不安でした。その不安がどうも払拭できなかったので、英語を一から学び直すことしました。そこでお世話になったのが北星学園大学の図書館です。実は卒業後も通いつめ、さまざまな英語の本を参考にして勉強していました。結果的に志望動機書も研究計画書も仕上げることができ合格しました。他人の力を借りずに最初から最後まで自分でできたことは大きな自信につながりますし、もっとも実力がつきます。
真ん中が藤巻君です。 ゼミOGも駆け付けてくれました。 右端は気にしないでください。 |
Q 将来の希望を教えてください。
藤巻君:
7年後には日本、ヨーロッパ、アフリカを駆け巡るビジネスマンになっているということです!!
Q 経法の在学生および経法の受験を考えている高校生に何か一言をお願いします。
藤巻君:
大学の4年間はあっという間に過ぎますので、勉学もアルバイトも交流もすべてにおいて納得できるまで一分一秒を貴重にお過ごしください。
藤巻海斗君(札幌稲北高校(現札幌あすかせ高校)出身,2015年卒業)
オルレアン大学からの合格通知です。 9月19日から始まります。 |
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オルレアン大学は,藤巻君も言っているように,
12世紀末には成立した,法学の分野でも由緒ある大学です。
フランスで大いに学んで,夢を実現して欲しいですね★
「若いって素晴らしい」。
(K.A.)