(株)北洋銀行 佐藤聡彦先生(行内 不動産鑑定士)
そうせい鑑定株式会社 奥村篤先生(不動産鑑定士)
の2人の先生をお招きして,「担保物権法」講演会を開催しました。
4月から,担保物権法の判例研究を始めて,
その知識を土台に,GW前から2人の先生方と企画案の検討を始めました。
合計6回にわたって,先生方と真剣勝負の打ち合わせを重ねて,講演会本番を迎えました。
扱った事案は,一画の土地が分筆されて,分筆された土地・地上の建物に,
それぞれ抵当権が設定された,というもの。
袋地が生じたり,結果,通行地役権や囲繞地通行権が問題になったり,と,
事案の解決のためには,担保物権法を超えて,
民法全般の知識が必要とされるヘビーな問題。
1・2年次に,資料探索スキルやチーム・ビルディングを磨くことができませんでしたが,
それを取り返すためにも,約3ヶ月間,先生方・担当教員とガチンコ勝負の毎日でした。
学生の感想(反省)にもありますが,この間,いろいろなことがありましたが,
本当によく頑張りました。
以下,企画にチャレンジした学生たちの感想(反省)です。
飯澤勇君(2020年入学,札幌白石高校出身)
今回の講演会企画で痛感したのは、大人数でのチーム運営の難しさでした。これまでの活動は多くても人数は5〜6人程で、今回の12人体制での活動というのは経験の無いものでした。大人数でのチーム運営を難しくしていた要因には、①メンバー間での意思疎通の取りにくさ、②チームの機動力がなさ、の2点があると思います。そのため、結果的にチームを引っ張るリーダーなどに負担がいってしまうということが多々ありました。しかし、そのようになってしまうのはある程度仕方ないことで、もっと早い段階でこのことに気づくことができれば、もう少し上手く動けていたのかなというのが率直な感想です。具体的には、12人のチームを2〜3つに分割することです。これは今回の企画の後半には取り入れていましたが、明らかにひとりひとりのパフォーマンスが上がっていたと思います。また、個人的にはもう少し多くのメンバーと踏み込んだコミュニケーションを取れればよかったと思いました。メンバーとの意思疎通は序盤から意識していたことではありましたが、後半になるにつれて、その焦りから決まったメンバーばかりに頼ってしまうということがありました。このように課題も多くあった今回の講演会企画でしたが、2年生から所属しているゼミの活動のなかでも特に良い経験が出来たと思います。最後に多大なご協力を頂いた、佐藤先生・奥村先生、貴重な経験をありがとうございました。
石田桃花さん(2020年入学,岩見沢緑陵高校出身)
準備期間の中では、話し合いをするにしても調べ物をするにしても12人全員が揃って何かをすることがまず難しいと感じました。また、その他の勉強とバイトとの両立についても殆どできない状況ではありました。講演会本番については、前日まで台本の修正や追加を行ったのでパワポとの連動や台本を読みながらも人に目を向けて喋ることが上手くできなかったと思いました。時間についても、操作のトラブルなどで少し押してしまうことはしょうがないことではありますが、全体で通しの練習が少なかった事も原因ではないかと感じました。今回の講演会で、今まで大学生活で結構な人数で準備や行動をしたことがなかったので、良い経験になりました。
今井颯馬君(2020年入学,札幌白石高校出身)
良かった点は,講演会を成功させられたことです。また,いくつか失敗した点もあり,たとえば,1人で勉強を進めてしまった点などが悔やまれます。今回の経験を,今後の大学生活に活かしていきたいです。
奥野航生君(2020年入学,札幌西陵高校出身)
2回目の講演会企画でしたが、事案の変更等もあり、内容理解や解決案を出すことが難しかったです。今回の反省点を活かして今後の就職活動等に繋げていきたいと思います。
来住優太君(2020年入学,小樽桜陽高校出身)
短い期間の中、どうすれば講演会を成功させる事が出来るのか、スキームの見通しが立たない中、本番の直前まで何度も内容の改善、修正を模索した結果、ある程度講演会として形になったものを発表出来たと思います。この講演会は、インターンシップの擬似体験のような内容であり、土地家屋調査士の方や法務局の方にアポイントメントを試みたり、打ち合わせについてのアジェンダやエビデンスの作成、ただ法の勉強をするのではなくそれをベースに具体的にどうやって当事者をウィンウィンに至らせるのかを考えたり、拓殖、筑波の方に合同ゼミで相談に乗っていただいたり、本当に色々な事を経験し、学ばせて頂きました。また、人に自分の考えている事を伝える、共有することの大変さや、多人数でのグループワークをまとめあげ、役割を与え、作業を分担させることの難しさを実感しました。この経験を、下級生のゼミ生に伝えたり、自分の今後の社会活動に活かそうと思います。
佐藤健翔君(2020年入学,札幌稲雲高校出身)
今回、担保物権法講演会を終えて、大きく感じた事は、今回講師を引き受けてくださった、佐藤先生、奥村先生がリハーサルや当日で行った講演が、やはり学生が作ったものと違い、理解しやすいものであると感じました。話し方やPowerPoint、話の構成や事案に対しての切り口など、とても参考になりました。僕自身も、本番では、佐藤先生や奥村先生のようにはできませんでしたが、台本を見ずに、パワポも少し交えながら説明することができたので、そこは続けていきたいです。チームの状況に関しては、やはり、人数が多くなると難しく最初は良くなかったですが、現在の形が、1番よいのではないかと思いました。僕自身としましては、最初の方は、原告班として頑張っていましたが、どこかのタイミングで自分達の調べていたものではなくなって、そこからやる気がなくなってしまいました、最後の方はやらなきゃ!というまたやる気を取り戻しましたが、自分の調べたことではなかったからといって、途中でやる気を落としてしまったのは、少し子供っぽかったなと反省しています。最後に、少々トラブルもありましたが、2年生では、行うことができなかった対面での講演会が、3年生で行うことができてよかったです。
塩田瑞希さん(2020年入学,札幌大谷高校出身)
今回の講演会では、昨年の講演会よりもパワーポイントなどの作業面でメンバーに貢献できたと思います。今年度も講演会の準備の過程でトラブルが生じてしまいましたが、後半はほぼ毎日学生間での打ち合わせを行なって、最後まで粘って講演会を無事終わることができて良かったです。
篠田吏玖君(2020年入学,北海道千歳高校出身)
自分自身初めてのことだらけの本講演でしたが、「曲りなりに」やり切ったという感じです。他ゼミ生よりも、作業の慣れや知識の面で劣っていた私でしたが周りがサポートし続けてくださったおかげで皆と共に作った感を味わえました。講師の先生方、ゼミの皆さんに大きな感謝を伝えたいです。ありがとうございました。
高廣悠生君(2020年入学,北見緑陵高校出身)
講演会全体を通して、結果的にリーダー陣に負担かけてしまったことになりました。ゼミ生間のコミュニケーションは、自分から取っていましたが、全体まで一体になれたかと言われると、濁したくなる程度でした。しかし、トラブルもありましたが、無事に終われてよかったです。ありがとうございました。
竹林優君(2020年入学,北見柏陽高校出身)
今回の講演会では、本番まで準備など大変でしたがとても学びのある貴重な体験をすることができました。特に社会人の方と一つの企画を行うという経験は今までなかったのでとても貴重な体験となりました。今回参加していただいたお二方には大変感謝しています。また、ゼミ生みんなで一つのゴールに向かって頑張るという事も良い経験になったと思います。なかなかうまくいかない事なども多かったですが、振り返るとそういった経験も貴重だったなと思います。今回の講演会で学んだことを、これからの生活に活かしていきたいと思います。
今回の講演会では、昨年の講演会よりもパワーポイントなどの作業面でメンバーに貢献できたと思います。今年度も講演会の準備の過程でトラブルが生じてしまいましたが、後半はほぼ毎日学生間での打ち合わせを行なって、最後まで粘って講演会を無事終わることができて良かったです。
篠田吏玖君(2020年入学,北海道千歳高校出身)
自分自身初めてのことだらけの本講演でしたが、「曲りなりに」やり切ったという感じです。他ゼミ生よりも、作業の慣れや知識の面で劣っていた私でしたが周りがサポートし続けてくださったおかげで皆と共に作った感を味わえました。講師の先生方、ゼミの皆さんに大きな感謝を伝えたいです。ありがとうございました。
高廣悠生君(2020年入学,北見緑陵高校出身)
講演会全体を通して、結果的にリーダー陣に負担かけてしまったことになりました。ゼミ生間のコミュニケーションは、自分から取っていましたが、全体まで一体になれたかと言われると、濁したくなる程度でした。しかし、トラブルもありましたが、無事に終われてよかったです。ありがとうございました。
竹林優君(2020年入学,北見柏陽高校出身)
今回の講演会では、本番まで準備など大変でしたがとても学びのある貴重な体験をすることができました。特に社会人の方と一つの企画を行うという経験は今までなかったのでとても貴重な体験となりました。今回参加していただいたお二方には大変感謝しています。また、ゼミ生みんなで一つのゴールに向かって頑張るという事も良い経験になったと思います。なかなかうまくいかない事なども多かったですが、振り返るとそういった経験も貴重だったなと思います。今回の講演会で学んだことを、これからの生活に活かしていきたいと思います。
丹羽広大君(2020年入学,北海道芽室高校出身)
当日は、台本を何度も噛んでしまったり、パワーポイントの操作などが辿々しくなってしまいました。もっと当日までに練習しておくべきでした。今回、これら失敗したことを踏まえて様々なことに活かしていきたいです。
畠中圭太君(2020年入学,北海道恵庭北高校出身)
私は今年からゼミに加入したので、最初はゼミの雰囲気も分かりませんでした。講演会も具体的には何をするのかも分かりませんでした。それは去年からいるゼミ生も同じなようで、終始、チーム全体が「五里霧中」であった感じがします。人によっては後悔なんかもあるかもしれませんが、訳も分からず、無我夢中で突き進んだ結果がこれなのであれば、私は上出来だろうと思いました。
当日は、台本を何度も噛んでしまったり、パワーポイントの操作などが辿々しくなってしまいました。もっと当日までに練習しておくべきでした。今回、これら失敗したことを踏まえて様々なことに活かしていきたいです。
畠中圭太君(2020年入学,北海道恵庭北高校出身)
私は今年からゼミに加入したので、最初はゼミの雰囲気も分かりませんでした。講演会も具体的には何をするのかも分かりませんでした。それは去年からいるゼミ生も同じなようで、終始、チーム全体が「五里霧中」であった感じがします。人によっては後悔なんかもあるかもしれませんが、訳も分からず、無我夢中で突き進んだ結果がこれなのであれば、私は上出来だろうと思いました。
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事案のヘビーさから,講演会の直前まで,
よく分からない点が生じたり
ー途中,行政法の先生にも質問させていただいたりー,
解決にまで到達できない問題点があったり,
学生たちに,そうとうに負荷がかかった講演会となりました。
しかし,それに負けずに,頑張り通すメンバーが出てきて,
皆が,その影響を受けて,顔つきが少しずつ変化してきました。
企画では,良かった点・改善点がいろいろ見つかったと思います。
それを蔑ろにせずに,自分事として捉えて,
この経験を言語化して,ゼミ生それぞれの学びとしていって欲しいです。
僕は今回も上手く導くことができませんでしたね…反省点です。
ゼミ生たちに,いろいろと教えられた,良い機会となりました。
そして,後日の反省会。
先生方も来ていただき,貴重なアドバイスを授けられました。
恒例の記念撮影です。
外部講師の先生方,ありがとうございました。
そして,ゼミ生たちもよく頑張りました!
(K.A.)