2024年12月26日木曜日

大学対抗法律討論会①

2024年12月14日(土)北海学園大学で,
北海学園大学,京都産業大学,志學館大学,本学のゼミによる
大学対抗法律討論会が開催されました!

本学からは,3年長屋ゼミと2年足立ゼミが参加。
学生たち,2ヵ月以上の準備期間を経て,
討論会当日を迎えました。

まずは,2年足立ゼミの学生の感想を。
2年ゼミ2チームが参加しています。
足立①チームは,京都産業大学
足立②チームは,北海学園大学
のゼミとの対戦でした。

足立①チーム
中坂理玖君(①チーム・リーダー)
今回は準備が3ヶ月間もあり、計画を立て、授業後や休日に数時間勉強をすることが本当に大変だった。問題が司法試験レベルということもあり、内容が理解できず、逃げたい諦めたいという気持ちも度々ありましたが、共に励まし、勉強してくれる仲間がいる結果、本番前まで折れずに続けることができました。前期の合同ゼミ同様、大きな挑戦がまた自分を成長させてくれたと思いました。

村田昴聖君(サブ・リーダー)
主張準備では、考えが定まらなく、苦労しました。当日は、ジャッジの先生が分かりやすく解説してくださったのもあり、理解を深めることができました。とても難しい内容でしたが、勉強になりました。

佐藤柑太君

今回の討論会では、いままでの成果を十分に発揮できたとは言えませんでしたが、互いをリスペクトすることで、とてもよい討論となりました。ジャッジからの鋭い質問に対して行き詰まることが多くありましたが、最終的に自分の言葉で返答することができました。今回得た知識や経験を今後の学びや議論に活かし、自身の成長に繋げていきたいと思います。とても有意義な経験でした。

佐藤陸君
今回の討論会を受けてみて、思っていたものとは違ったがとても勉強になった。印象に残ったのがジャッジの考え方で、所有権の主張の考え方はとても印象的でした。建物の中ができていなくてもプライベートが守られ雨風が凌げれていることができていること、つまり壁と屋根さえあれば所有権は主張できるのではないのかと言っていた。多くの生徒は鍵の受け渡しをいつしたのかや建物の完成、安全性などを主張しており、そんな簡単な考え方でも多くの知識があれば幅広い解釈ができると感じた。自分たちのグループももっと簡単に考えたらいろんな解釈が生まれて討論が面白くなると感じた。

竹田悠斗君
最後まで本気になれなかったという点が一番大きかったなと思います。資料の読み込みが甘かったのはもちろんグループワークに積極的に参加できなかったことが一番ダメだった点でした。

千野みくさん
討論会を通して、法律を学び、理解することの重要性を、強く感じました。私たちがよく目にする法律の条文は、どこか冷酷で、親しみやすいものではありません。事案について深く考える過程で、法律の裏にある多くの学説に基づく議論や判例に触れたり、先生方から助言をいただいたりすることで、法律をより学習しやすいものであると認識し、これからの民法学習へのハードルが低くなったように思えます。また次のこのような機会を期待し、大学での学びを続けていきます。

仲井晴哉君
討論会は、すごく殺気がでるような雰囲気を想像していましたが、それとは反対にみんなで知識を深めようとしている感じで良かったです。 もし次このような機会があれば発言できるようになりたいです。

東方李宮君
今回初めて法律討論会に参加し、すごく新鮮で特別な経験ができたと思う。今までやったことないような勉強で、何から手をつけていいのかわからなかったが、少しずつ理解できるようになってきて、ちょっとずつ楽しくなっていった。 討論会では、先生の講義のような形でお話を聞くことができてとても勉強になり、素晴らしい時間になった。 来年度の合同ゼミなども、またいい経験ができるよう頑張りたい。

足立②チーム
伊藤海斗君(リーダー)
初めての討論会は悔しい形で終わりました。想定問答集は活用することができたけどそこから先の不足の事態に対応することができなかった。3年の討論会ではそのような事が起きないように準備したいと思いました。

川原大和君(サブリーダー)
当日までに準備をできる限りしたと思いますしある程度は反論できた部分があって良かったですが、アドリブの部分になってくるとなにもでてこなかった自分が悔しかったですしグループとしても底力みたいなのが足りなかったと思います。いい経験になりましたし、今後の糧にしていきます。

岡田深愛さん
法律討論会では、グループメンバーと夜遅くまで残りながら、参考資料や判例を活用してグループ内の主張を組み立てることができたのはよかったです。しかし、1つの主張に対する法的根拠が薄く、説得力を欠いていた場面があったため、複数の法的根拠を探す必要がありました。具体的な論拠を示す力を今後磨きたいです。 また、反論する際に、相手の主張に対して条文をうまく活用しながら反論する力が足りてなかったので、来年のゼミではこの点を意識して頑張ります。 今回の法律討論会を通して、ゼミ内の討論では学ぶことのできないことを学ぶことができました。来年のゼミではさらに成長できるように取り組んでいきます。

桑原瑞希さん
以前からゼミ内討論は行っていましたが、他大学の先生方や学生の方々と討論することはとても新鮮で、普段とは違う考えに触れることができました。この経験は自分を含め、2年ゼミ全体としてとても有意義な時間になったと思います。今回の経験を活かし、今後の活動に取り組んでいきたいと思います。

源津友輔君
自分たちが予め用意していた質問、反論、主張が違った文言で聞かれることによって、適切な返し方をするのに苦戦してしまいました。適切に返さないと反論として成り立たず、問題に対して色んな角度からの法的根拠を何個も持っていないとだめだと感じました。討論会は最初はすごく緊張したのですが、討論していくと共に緊張が解け、楽しく討論できたと思います。

小山晴大君
私は今回討論会といった長期的なプロジェクトに初めて参加して難しさと楽しさについて学んだ。私は最初のほう野球との両立ができずあまり参加できずにいて理解もあまりできてなかったが、先生との面談を経てダサい生き方になりたくないという一心で参加する頻度が増えたことで理解することが増え当日では相手方の主張に対して反論意見を話したり主張することができた。前の自分ではついていけなかったと思う。討論会を通じて成長できたと私は感じた。

橋辺英斗君
法律討論会を終えて感じたことは、この討論会に向けて色々勉強してきたことを本番で触れてこなかった内容を質問されてなにも答えれなかったことがありました。目の前の内容をやるだけではなく、勉強量を増やし幅広く色々な視点で勉強をしていかなければいけないと思いました。 今回ジャッジをしていただいた京都産業大学の草鹿先生の質問は難しい質問ばかりで両チームともに答えを導き出すのに時間がかかった場面が何度もありました。討論後のミニ懇親会で、草鹿先生と話す機会があり、僕は勉強不足でした。と言うと、草鹿先生は勉強不足なんじゃなくて勉強してきたことを条文とかに交えて話せるのが難しくて、それができたらもっと良くなるよとおっしゃってくださりました。今回、自分たちが想定していた内容通りにいかなかったり、最後まで行かずに用意していたことを使えなかったのは少し悔いが残りますが、今回の反省を踏まえて、また成長できたらと思います。他大学の方もいい人ばかりでぜひまた集まれたらと思いました。


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各対戦のジャッジの先生の名司会により,
学生たち,学びが多かったようです。
2年のこの時期に,討論会を経験できることは,得がたいことです。  
討論会で得た学びを,是非,今後の大学生活に活かして欲しいです!
来年度も参加しますか?!