(稲北高校(現あすかぜ高校)出身 2011年入学)が
フランス語スピーチコンテストで準優勝に輝きました。
そこで,早速,藤巻君にお話しを聞きました。
Q フランス語スピーチ・コンテストとは?
藤巻君:
11月3日に小樽商科大学札幌サテライトで行われた「フランスを楽しもう! Et si l’on parlait Français 第2回北海道フランス語暗唱コンクール」に出場しました。このコンクールは北海道新聞社、札幌日仏協会/アリアンスフランセーズ札幌が主催するもので、今年が2回目の開催となります。
1次審査では、ボードレールの「旅への誘い」の部分を暗唱し、その中から15人が選出され、決勝大会へと進むことができます。決勝大会では、3つの詩の中から1つ選んだものを暗唱します。発音、表現力、抑揚、暗記力などで競い合います。
Q なぜ,フランス語を学ぼうと思ったのですか。コンテストにチャレンジしようと思ったきっかけは?
藤巻君:
大学では英語を引き続き勉強しようかと思いましたが、新たに他の外国語を学び始めるのも面白そうだと思い、また高校生の時から親交のあるフランス人の友達もいるので、フランス語を学ぼうと思いました。
このコンクールの存在を知ったのは、フランス語を教えてくれる高橋先生が授業内でアナウンスしてくれたことがきっかけでした。その時は、「外国語が専門ではない私がこのコンクールに応募しても、あっけなく落選するだろう」としか考えていなかったため、応募する気は全くありませんでした。しかし、先生が「せっかくだから応募してみたら?」と勧めてくれたので、それから必死に暗記、発音の練習を毎日して、思い切って応募してみました。そうすると1次審査を通過して決勝大会まで行くことができました。そのことに私も先生もびっくりしました。しかし決勝大会では、緊張のあまり望ましい結果を残すことができませんでした。これは去年の話です。
そして今年は、もちろん優勝するため、またどれだけフランス語が上達したかを知りたかったのでこのコンクールに再びチャレンジしようと思いました。
相棒のロワイヤル,と。 |
Q 準優勝おめでとうございます。賞品は何ですか(失礼!)
藤巻君:
賞品として札幌アリアンス・フランセーズの4講座無料受講資格をいただきました。現在はここに通い始め、フランス語漬の毎日です。とても楽しいです。
Q 将来の夢と希望を語ってください。
藤巻君:
修士号を海外で取ることを目標に現在は勉強しています。修士号を海外で取りたい理由は、語学に強くなれること、世界という規模で人脈を広げられることなど、自分を高めることができる要素がたくさんあるからです。それが実現し、生まれ育った場所ではないところで活躍できるような、生産力のある人間になりたいと思っています。
Q 後輩や受験生に向けてメッセージをお願いします。
経済法学科のメリットは経済学と法律学の両方を学べるということです。
起業、取引、生産そして倒産に至るまで、それらを取り巻いているのは法律ですから、実際に働き始めると、法律と経済の両方の知識を使うことになるでしょう。そのため、法律学と経済学の専門的な知識をつけておく必要があり、実現できるのはこの経済法学科だと思います。
経済法学科のある法律の講義で、先生はよく「これを知っているのと、知っていないのとでは大きな違いがある」と言います。その意味は、この法律を知っていることで、それは自分の大きな武器となり、また自分を守る大きな盾になるということでしょう。この学科では、ビジネスや日常においても“使える”法律を学べるので、役に立つこと間違いないです。
Q ありがとございます。藤巻君は,まさに今これから,フランスに旅発つということ。今回のフランス行きの目的は?
今年の冬休みを利用して、私はフランスの東部にあるストラスブールというところへ行きます。日本ではあまり馴染みのない街ではありますが、実はヨーロッパの中枢機関が集まるということもあり、ヨーロッパでは非常に重要な街なのです。
また歴史も豊かであり、たとえばかつてフランスの領土になった時期もあれば、ドイツの領土になった時期もある街なのです。その間に数えきれないほどの戦争が行われました。戦争に翻弄された街であるからこそ、現在では平和を象徴する街として位置づけられ、このことからヨーロッパの中枢機関が集まるようになりました。
またクリスマスの時期になると、大きな市場が開かれます。それはマルシェ・ド・ノエルと呼ばれるもので、世界最大規模のクリスマス市です。この市場を一目見ようと世界各国から観光客が訪れます。私もこれを見てきます。
先日、札幌市が冬季オリンピックの候補地として推薦することが発表されました。私は札幌市が大好きなので、この決定は非常に嬉しかったです。候補地になるということは、札幌が世界的に注目される街になります。そこで、他国の街と札幌を比較して見えてくる札幌の強みや、街づくりにおける改善点などに興味が湧いたので、今回は街づくりにおいて大成功を収めたストラスブール市へと個人的に研究しにいくことも今回の旅行の目的です。私はアルザス地方新聞に勤める友達がいますので、その友達に街を案内してもらいながら、ストラスブールの街づくりの歴史、戦略などの話を聞いてくる予定です。
Q おー,是非気をつけて行ってきてください。帰ってきたら,また話しを聞かせてくださいね。
道中気をつけて。 チョコを大量に買って持っていくそうです。 |
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経済法学科の学生は,world wideですね。
藤巻君の今後の活躍を期待したいです★